巻頭言2020年8月

8月 2nd, 2020   •   no comments   

 

 

 

 

カトリック藤が丘教会へようこそ

Welcome to Fujigaoka Catholic Church!

 

2020年8月      

よき便り    

必要な時に手を差し伸べる神さまを信じて歩む

 

今年8月の主日ミサでの福音書朗読は、信仰について語られています。カトリック教会においては、洗礼を受けたのちに、堅信(けんしん)と呼ばれる秘跡を受けます。それは、神さまからの息吹が聖霊としてもたらされるとともに、それによって強められ、一人の信徒として信仰のうちに歩み始めるときでもあります。

 

神さまとともに歩み続けるよう「堅く信ずる」と書きますが、なかなか難しいものです。ふと、論語の「不惑」という言葉が思い浮かびます。大人として「四十にして惑わず」と言われますが、実際のところは「四十にして惑うことばかり」という日常です。信仰の歩みも同様です。みなそれぞれに「堅く信じたい」と思いながら、どこか信じきれず、本当に神さまはともに歩んでくださるのかと不安に感じながら、それでも神さまとともに歩み続けたいと思いながら歩んでいます。

 

これは、イエスとともに歩んだ弟子たちも、そうであったようです。逆風のなか思うように進まない舟に悩まされた弟子たちのもとに、イエスが湖の上を歩いて行かれたときのことが、マタイによる福音書に次のように描かれています。

 

弟子たちは、イエスが湖上を暑いておられるのを見て、「幽霊だ」と言っておびえ、恐怖のあまり叫び声をあげた。イエスはすぐ彼らに話しかけられた。「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない。」すると、ペトロが答えた。「主よ、あなたでしたら、わたしに命令して、水の上を歩いてそちらに行かせてください。」イエスが、「来なさい」と言われたので、ペトロは舟から降りて水の上を歩き、イエスの方へ進んだ。しかし、強い風に気がついて怖くなり、沈みかけたので、「主よ助けてください」と叫んだ。

(マタイによる福音書14・26〜30)

 

湖の上を歩くイエスの姿に、弟子たちは「幽霊だ」とおびえます。ありえないものを見てしまったと感じたのかもしれません。しかしイエスとともに過ごしてきたペトロには、それはイエスならできると信じていたのでしょう。「そちらに行かせてください」と願いました。イエスの「来なさい」という言葉を信じて湖の上を歩いて、イエスの元に向かうのですが、強い風に沈みかけたことで、我に帰って怖くなります。

 

ペトロはそんな時にあっても、イエスは自分を見捨てないと感じていたのでしょう。「助けてください」と助けを求めます。福音書には、その求めにイエスはすぐに手を伸ばして捕まえたと書かれています。

 

わたしたちは、常にさまざまなものに惑わされながら生きています。時には、波風にさらされ、雨に打たれ、道をなくしてしまうような困難な出来事に遭うかもしれません。そんな時にあっても、神さまはわたしたちの求めに応じて、必ず手を差し伸べてくださる。そう感じながら歩み続けていきましょう。

 

キリストの教会は社会に開かれた共同体です。より多くの人々がわたしたちのカトリック藤が丘教会の扉をたたかれることをお待ちしております。興味を持たれた方は是非日曜日のミサにいらして下さい。

 

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ミサのご案内 Mass Schedule

主日のミサ 土曜日 Sat   17:00
日曜日 Sun 8:00、10:00、12:00

平日ミサの日時につきましては教会事務所までお問い合わせ下さい。

<アクセス> 横浜市青葉区柿の木台1-2(東急田園都市線「藤が丘」駅下車、徒歩約7分)

<お問合せ> 教会事務所 (045)973-4100 FAX(045)979-0506

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巻頭言2020年7月

6月 30th, 2020   •   no comments   

 

 

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2020年7月      

よき便り    

だれもが天の国に招かれている

 

イエスが天に上げられ復活節を終えたばかりのこの時期の福音書朗読は、残されたわたしたち一人ひとりを強めるように、カトリックの信仰にとってたいせつなことや、信仰の礎となることについて読まれています。

 

今年の7月の福音書朗読は、マタイによる福音書の13章から、湖のほとりで大勢の群衆に語ったたとえが3週にわたって話されます。3つのたとえ話の最初の2つは、福音書の見出しにはそれぞれ、『「種を蒔く人」のたとえ』『「毒麦」のたとえ』とされています。

 

しかし、この2つのたとえでイエスが伝えたかった本当にたいせつなことは、「種を蒔く人」のことではなく、良い土地に蒔かれた「種」のことです。同様に、「毒麦」そのものの存在ではなく、毒麦とともに育った「良い麦」のことです。

 

それぞれ描かれるものは異なっていますが、その根底にあるのは、神さまの御旨に従って生きるということでした。神さまは天の国に迎え入れるのは、それぞれの人に蒔かれた神さまからの御言葉を聞いて悟ってしっかりと根を張って生きる人、毒麦のような存在がありながらも、それに染まらずにしっかり育って実を稔らせる人だということでした。このように、神さまへと立ち返った人が、『「天の国」のたとえ』にある「畑に隠されていた宝」であり「良い、高価な真珠」なのです。

 

それでは、そんな宝や真珠のような人だけしか、天の国に迎え入れられないのでしょうか。天の国に迎え入れられるのは、限られた人の特権ではありません。イエスはマタイによる福音書のなかで次のように話しています。

 

疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。わたしは柔和で、謙遜な者だから、わたしの軛を追い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は軽いからである。(マタイによる福音書11・28〜30)

 

イエスが生きたユダヤ時代は、神さまとの契約として律法に徹底的に従うことが求められ、律法に従わない人は神さまからも見放されても仕方がないとされていました。そういう当時の「軛」に対しイエスは、疲れてしまった者や重荷に感じる人は「だれでも来なさい」と話すのです。

 

イエスの話す「わたしの軛」とは、神さまを信頼して謙虚に従っていくこと。それには、神さまの御旨に従って生きているイエスご自身に学びなさいと諭すのでした。人が神さまの御旨はこうなんだと勝手に規定した律法に従っていくのではなく、神さまを信頼して生きていく。だからこそ荷が軽く、神さまのもとで安らぎを得られると言います。それはすなわち、だれもが神さまから天の国に招かれている存在であるからなのです。

 

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巻頭言2020年6月

5月 31st, 2020   •   no comments   

 

 

カトリック藤が丘教会へようこそ

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《新型コロナウイルス対策のお願いとお知らせ》

6月の予定について

新型コロナウィルスの緊急事態宣言は解除されましたが、神奈川県においてはまだまだ安心安全とはいかないようです。ミサ再開に向けて、かなり踏み込んだ話し合いも行っておりますが、信徒の皆様の安全と健康を第一に考えて次のとおり判断を致しました。ご理解のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

    1.6月中の主日のミサ・平日ミサは自粛といたします。

    2.7月までの信仰育成講座はじめ各種教会活動は中止いたします。

    3.6月いっぱい事務所は休業といたします。

    4.聖堂はいつでも開いていますので、どうぞお祈りにいらしてください。

    5.不明な点は、細井神父様にお電話下さい。

◆7月からのミサ再開に向けて
右欄の『カトリック藤が丘教会通信vol.23 2020年6月』をご覧ください。

困難と闘っている人たちのために祈りましょう。また、この辛い時期は大切なことに気づく機会でもあります。生活のあり方などを謙虚に見直すときとしたいと思います。祈りの中に心を一つにして、この状況を乗り切りましょう。

2020年5月29日

細井神父・評議会一同

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2020年6月      

よき便り    

神さまにたいせつな存在のわたしたち

 

カトリックの典礼歴は「復活節」が終わり、「年間」と呼ぶ期間に入りました。年間は、カトリックの典礼で重要な、主のご降誕の前後の期間と主のご復活の前後の期間を除いた期間です。これから、ご降誕を待ち望む「待降節」に入る11月終わりごろまでの約半年間が年間となります。

 

さて、今年のミサの福音書朗読ではマタイによる福音書が読まれています。年間第12主日の福音書朗読では、ちょっと不思議な喩えが語られます。

 

二羽の雀が一アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。だから、恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。(マタイによる福音書10・29〜31)

 

マタイによる福音書には、他にも同じような表現が見られます。

 

空の鳥をよく見なさい。種も撒かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値のあるものではないか。(マタイによる福音書6・26)

今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらではないか(同6・30)

 

イエスは、野にあるものを引き合いに出しながら、神さまはそれをたいせつにされるのだから、それ以上にわたしたち一人ひとりがたいせつな存在なのだと、弟子たちに繰り返し伝えています。イエスが良き知らせを述べ伝えるように12人の弟子たちを最初に派遣するときに、弟子たちに伝えたのが、年間第12主日の福音書朗読の冒頭の言葉です。イエスは、「人々を恐れてはならない」と言われました。当時のユダヤ社会でイエスの仲間であることを知られることは、権力者に引き渡されて迫害される可能性がありました。それは、「狼の群れに羊を送り込むようなもの」と伝えるほどでした。そんな状況でも、神さまがわたしたちをたいせつにしてくださるのだから「恐れるな」と。

 

引き渡されたときは、何をどう言おうかと心配してはならない。そのときには、言うべきことは教えられる。実は、話すのはあなたがたではなく、あなたがたの中で語ってくださる、父の霊である。(マタイによる福音書10・19〜20)

 

父の霊とあるのは、天の父から送られてくる息吹、聖霊です。迫害の可能性があったとしてもなお、イエスが弟子たちを遣わそうとしたのは、神さまがわたしたちのうちにいつもおられることを実感させるためだったのでしょう。わたしたち一人ひとりがたいせつな存在とされていることを思いながら、日々を過ごしていきたいと思います。

 

キリストの教会は社会に開かれた共同体です。より多くの人々がわたしたちのカトリック藤が丘教会の扉をたたかれることをお待ちしております。興味を持たれた方は是非日曜日のミサにいらして下さい。

 

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