よき便り 2018年1月

12月 21st, 2017   •   no comments   

カトリック藤が丘教会へようこそ

Welcome to Fujigaoka Catholic Church!          

                            2018年1月カトリック藤が丘教会      

よき便り

主の呼びかけに気づき共に歩む

 

新たな年を迎えました。今年も神さまからの豊かな恵みが与えられますように。

 

ご降誕の季節が終わると、典礼暦はしばらくの間「年間」の期間に入ります。年間第2主日に、印象的な個所が読み上げられます。

 

まず、第1朗読では、神の箱が安置された主の神殿に寝ていた少年サムエルに、三度、主が呼びかけられた場面が描かれています。

 

サムエルにとって、生まれて初めての主の呼びかけでしたが、それに気づかず、祭司エリから呼ばれたと思い、神殿から起き出して「お呼びになったので参りました」と話します。エリもまた、主を知らないサムエルに主が呼びかけられたとは気づかず、「戻っておやすみ」と寝かしつけようとします。しかし、同じことが三度続いたことで、エリは主が呼びかけられたと悟り、サムエルに大切なことを伝えたのでした。

 

「もしまた呼びかけられたら、『主よ、お話しください。僕(しもべ)は聞いております』と言いなさい」(サムエル記3・9)

 

主は再度呼びかけられ、サムエルはエリに教えられた通りに答えます。主はサムエルと共におられるようになり、サムエルは主の言葉を伝える預言者として成長していきました。このように、第1朗読では、主が直接呼びかけられました。しかし、福音朗読では預言者ヨハネの言葉によって、2人の弟子が主イエスと出会います。

 

ヨハネはイエスが歩いておられるのを見て二人の弟子に「見よ、神の子羊だ」と伝えます。二人の弟子はそれを聞いて、イエスに従った(ヨハネによる福音書1・37)とあります。

 

どこに泊まっておられるかをたずねる彼らに、イエスは「来なさい。そうすれば分かる」と答えます。そして、その日、彼らはイエスのもとに泊まりましたが、そこでイエスが何を話されたのか、それとも何も話さなかったのか、それについて聖書は伝えていません。しかし、彼らの一人アンデレは、のちに兄弟シモン・ペトロに会って「わたしたちはメシアに出会った」と伝え、ペトロをイエスに引き合わせることを担っていきます。

 

この2つの出来事は、たとえ主を知らない人であっても、その時が来れば、主は誰かを通してきっと呼びかけてくださるということを表しているのではないでしょうか。たとえその時に呼びかけに気づかなくても、きっと何度も何度も繰り返し呼びかけ続けてくださいます。神さまのいつくしみに感謝しながら、呼びかけられていると伝えられた時に、主と共に歩み始めることができますよう祈り続けていきたいと思います。

 

キリストの教会は社会に開かれた共同体です。より多くの人々がわたしたちのカトリック藤が丘教会の扉をたたかれることをお待ちしております。興味を持たれた方は是非日曜日のミサにいらして下さい。

                                                                          過去の巻頭言・よき便り一覧はコチラから閲覧できます.

ミサのご案内 Mass Everyday

主日のミサ 土曜日 Sat 17:00
日曜日 Sun 9:30

平日ミサの日時につきましては教会事務所までお問い合わせ下さい。

所在地 Address 東急田園都市線「藤が丘」駅下車、徒歩約7分 横浜市青葉区柿の木台1-2

<お問合せ> 教会事務所 (045)973-4100 FAX(045)979-0506

お問い合わせ・ご質問は、教会事務所までご連絡ください

火曜日~金曜日   午前10時~午後4時

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よき便り 2017年11月

11月 30th, 2017   •   no comments   

 

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2017年1月カトリック藤が丘教会 

よき便り

 

準備して主を待ち望む

 

11月の福音朗読では、わたしたち一人ひとりが、神さまとどう向き合って日々の生活をしていかねばならないのかが語られています。

 

『律法学者とファリサイ派の人々を非難する』(マタイによる福音書23・1〜12)の個所では、イエスは人びとに対し、律法学者やファリサイ派の言う事はすべて行い、守りなさいと話します。当時、神様との約束である旧約聖書の教えを厳密に知っていた彼らの言うことは、信仰に正しいことでありました。しかしイエスは、ただ単に「守りなさい」とは言わず、「すべて行い、守りなさい」と人びとに勧めたのでした。 そのうえで、イエスは、律法学者やファリサイ派の指導者たちの行いは見倣ってはならないと非難しました。それは、彼らが、人びとが守りきれないような厳密な約束を押しつけるだけで、自分たちでは実行しなかったからでした。

 

イエスは、わたしたち一人ひとりに、教えを知るだけでなく、実行しなさいと呼びかけられました。でも、忙しい日常に身を置いているわたしたちは、面倒なことを先延ばしにしたり、少しでも楽をしたいと都合よく考えたり、自分勝手に過ごしてしまいがちです。いつか必要になると知っていたとしても、突然必要になった時に準備されていなければ何の意味もありません。

 

『「十人のおとめ」のたとえ』(マタイによる福音書25・1〜13)では、花婿が到着したときのために前もって灯火の油を準備していたおとめたちは婚宴に招かれ、準備をしていなかったおとめは主人によって婚宴会場から締め出されてしまいます。その個所に続く『「タラントン」のたとえ』(マタイによる福音書25・14〜30)では、主人が預けたお金を主人が帰ってくるまでにどう活かしておいたかが紹介されます。預けられたお金を少しでも多くしようとした僕たちは褒められ、預けられたものをそのまま隠し持った僕は取り上げられて、少しでも増やす僕に分け与えられます。

 

父である神さまは、常に一人ひとりに呼びかけられ、その人に応じた恵みを無条件に与え続けてくださっています。日頃から準備をしておけばよかったと後悔することのないように、せっかく分け与えてくださった恵みをどうするか。わたしたち一人ひとりが向かい合って準備しておく必要があるのではないでしょうか。

 

「だから、目を覚ましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないのだから」(マタイによる福音書25・13)

 

神さまからの恵みに感謝し、その恵みを少しでも活用しながら、また新たな気持ちで神さまに出会える日を待ち望みたいと思います。

 

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よき便り 2017年12月

11月 29th, 2017   •   no comments   

 

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よき便り

新たに生まれることの良き報せ

 

12月に入り、主の御降誕を待ち望む「待降節」と呼ばれる期間に入りました。カトリックの典礼暦は、通常のカレンダーとは異なり、この待降節から1年が始まります。

 

すでに街中はクリスマスの飾り一色ですね。わたしたちのためにキリスト(救い主)であるイエスが生まれた日を祝い、その福音を記念するのがクリスマスです。「福音」とは、「良き報せ」のことを言います。街中は、すでに主が来られたかのような華やかな雰囲気ではありますが、クリスマス前のこの時期は、本来は良き報せが来るのを今か今かと待ち望む時期なのです。余談になってしまいますが、このコーナー名の「よき便り」もまた、福音の意味から名付けられた名前です。

 

さて、今年の主日ミサの福音朗読では、マルコによる福音書が中心に読まれていきます。その最初の個所が待降節第2主日に読まれます。

 

『神の子イエス・キリストの福音の初め。』(マルコによる福音書 1・1)

 

マルコは、福音書の最初にこう書き記しました。マルコはイエスが生まれてきたことを伝えてはいません。マルコが伝えるイエスは、洗礼者ヨハネがヨルダン川で洗礼を授け始めたところから始まります。ガリラヤから出てきたイエスは、そのヨハネから洗礼を受けます。

 

当時のユダヤ社会での洗礼は、洗礼を受ける人の全身を川に沈め、そこから上がってきてもらう形で行われていました。沈められた身体は死を意味し、そこから上がってくることで新しく生まれ変わってきたことを意味しています。マルコは、この世にイエスが生まれてきたことよりも、洗礼を受けたことが福音の初めなのだと記したのでした。

 

本来、神の子として生まれてきたイエスは、洗礼をわざわざ受ける必要はありませんでした。ヨハネは、イエスが神さまから遣わされた人だと気づいていました。ヨハネが、洗礼を受けに来たイエスに対する戸惑いが、マタイによる福音書に書かれています。

 

「わたしこそ、あなたから洗礼を受けるべきなのに、あなたが、わたしのところへ来られたのですか。」(マタイによる福音書 3・14)

 

それにもかかわらず、イエスは人としてへりくだって、ヨハネから洗礼を受けることをまず望んだのでした。わたしたちは誰も完全な人はいません。マルコは、不完全である自分に気づき、新しく生まれ変わっていくこと、そのこと自体が良き報せの初めなのだと伝えたかったのかもしれません。新たに生まれる光とともに、新たな気持ちで歩み続けてまいりましょう。

 

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