巻頭言2021年3月

3月 2nd, 2021   •   no comments   

 

 

 

 

カトリック藤が丘教会へようこそ

Welcome to Fujigaoka Catholic Church!

 

2021年3月      

よき便り

   

一粒の麦は、より多くの大切な麦を稔らせる

 

4月4日の復活祭に向けて、神さまへと立ち返る回心の期間を過ごしているわたしたちですが、今年の四旬節の後半の福音書朗読は、イエスがご受難に向けてエルサレムへと歩むなかで弟子たちに伝えたことが語られます。

 

イエスは、ご自分がこれから十字架上の死を迎える時期が訪れることを悟り、弟子たちにご自分のことを麦にたとえて話されました。

 

「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ。自分の命を愛する者は、それを失うが、この世で自分の命を憎む人は、それを保って永遠の命に至る。」(ヨハネによる福音書12・24〜25)

 

イエスは、麦畑という世界の中で、その世界の一地域の麦穂の中の一粒の麦として生まれ、麦穂の人たちとともに成長して、その稔りの時期を迎えました。その稔った麦穂から麦がこぼれ落ちるのは、その麦穂の終わり「死」であることは疑いようもありません。しかし、その死は、新たな多くのいのちを生かすことになります。

 

麦粒は自分を残すのではなく、自分が消えることによって多くの稔りにつなげていきます。これが神さまのいのちへの働きのうちに起こることです。わたしたちのいのちは、ただ神さまによって「生かされている」ことに留まるのではなく、「与えるいのち」へ連なっていくことにほかなりません。

 

「わたしに仕えようとする者は、わたしに従え。わたしのいるところに、わたしに仕えるものもいることになる。わたしに仕える者がいれば、父はその人を大切にしてくださる。」(ヨハネによる福音書12・26)

 

わたしたちが、イエスの十字架上の死という「受難」と、その死から「復活」されたという過ぎ越しを復活祭で祝うのは、イエスを通して神さまの思いが弟子たちに伝えられたように、その思いはイエスの弟子たちから新たな弟子たちへと世代を越えてわたしたちへと伝えられてきたからです。

 

イエスと共に歩もうとするわたしたちに、イエスを通して神さまの思いが注がれ続けています。だからこそ、イエスとともに歩もうとする人のところに、イエスはともにおられ、イエスを通して神さまはその人を大切にされます。一人ひとりが大切な存在なのだという神さまのいつくしみに感謝しながら、新たな気持ちで歩み始めるご復活祭を準備したいと思います。

 

キリストの教会は社会に開かれた共同体です。より多くの人々がわたしたちのカトリック藤が丘教会の扉をたたかれることをお待ちしております。興味を持たれた方は是非日曜日のミサにいらして下さい。

 

過去の巻頭言・よき便り一覧はコチラから閲覧できます.

 

ミサのご案内 Mass Schedule

主日のミサ 土曜日 Sat   17:00
日曜日 Sun 8:00、10:00、12:00

平日ミサの日時につきましては教会事務所までお問い合わせ下さい。

<アクセス> 横浜市青葉区柿の木台1-2(東急田園都市線「藤が丘」駅下車、徒歩約7分)

<お問合せ> 教会事務所 (045)973-4100 FAX(045)979-0506

 お問い合わせ・ご質問は、教会事務所までご連絡ください

火曜日~金曜日   午前10時~午後4時

土曜日       午前10時~午後17時30分

日曜日       午前10時~正午

※都合により、事務所スタッフが不在の場合もございます。あらかじめご了承ください。

巻頭言2021年2月

1月 31st, 2021   •   no comments   

 

 

 

 

カトリック藤が丘教会へようこそ

Welcome to Fujigaoka Catholic Church!

 

2021年2月      

よき便り   

必要なものをご存知である神さまへの祈り

 

今年の復活祭は4月4日。この復活祭に向けて、主日の日曜日を除いた40日前、灰の水曜日から四旬節が始まります。今年は2月17日です。カトリックの典礼において、この四旬節の期間は復活祭に向け神さまへと立ち返る期間として、大切にされています。

 

四旬節は、イエスがヨハネから洗礼を受けた後、悪魔からの誘惑を断ち切りながら荒れ野で40日間過ごしたことに由来しています。これから洗礼を受けようとする洗礼志願者にとっては、復活祭で行われる洗礼式に向けて最後の準備をしていく期間になります。信徒にとっては、自分が洗礼を受けた日を思い起こしながら、キリストを伝える者としての生き方を振り返り、新たな気持ちで神さまと共に歩むよう回心していく期間です。

 

四旬節の最初の日は灰の水曜日です。回心のしるしとして灰をかぶって清めるという当時のユダヤ教の伝統にならって、この日に行われる灰の式では、少量の灰を頭や額に受けます。灰の水曜日のミサ中に読まれるマタイによる福音書朗読では、イエスが弟子に、施しをするとき、祈るとき、断食するときの行ないについて説いています。イエスは、人の前で善行をしないように、会堂や大通りの角に立って祈らないように、断食しても沈んだ顔をしないようにと話し、むしろ人目につかないところでそれをしなさいと勧めました。

 

これは、そんな人目につくようにしなくとも「隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる」と、神さまはそうした行いをしていることをすでにご存じであると諭すのでした。イエスが祈るときにはと話した個所には、今回の朗読では読まれない後半部分があります。祈りは言葉数が重要ではないと話し、カトリックはもちろん、キリストの教会全体が大切にしている主の祈りの原型を次のように伝えています。

 

あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存知なのだ。だから、こう祈りなさい。

『天におられるわたしたちの父よ、

御名が崇められますように。

御国が来ますように。

御心が行われますように、天におけるように地の上にも。

わたしたちに必要な糧を今日与えてください。

わたしたちの負い目を赦してください、

わたしたちも自分に負い目のある人を赦しましたように。

わたしたちを誘惑に遭わせず、悪い者から救ってください。』

(マタイによる福音書 6・8〜13)

 

わたしたちが必要なものを神さまはご存知でいてくださるからこそ、自分本位の行いから謙虚に神さまへと立ち返り、その必要な恵みが与えられるように祈り求めてまいりましょう。

 

キリストの教会は社会に開かれた共同体です。より多くの人々がわたしたちのカトリック藤が丘教会の扉をたたかれることをお待ちしております。興味を持たれた方は是非日曜日のミサにいらして下さい。

 

過去の巻頭言・よき便り一覧はコチラから閲覧できます.

 

ミサのご案内 Mass Schedule

主日のミサ 土曜日 Sat   17:00
日曜日 Sun 8:00、10:00、12:00

平日ミサの日時につきましては教会事務所までお問い合わせ下さい。

<アクセス> 横浜市青葉区柿の木台1-2(東急田園都市線「藤が丘」駅下車、徒歩約7分)

<お問合せ> 教会事務所 (045)973-4100 FAX(045)979-0506

 お問い合わせ・ご質問は、教会事務所までご連絡ください

火曜日~金曜日   午前10時~午後4時

土曜日       午前10時~午後17時30分

日曜日       午前10時~正午

※都合により、事務所スタッフが不在の場合もございます。あらかじめご了承ください。

巻頭言2021年1月

1月 4th, 2021   •   no comments   

 

 

 

 

カトリック藤が丘教会へようこそ

Welcome to Fujigaoka Catholic Church!

 

2021年1月      

よき便り    

神さまからのよき知らせを受け取る

 

今年は1月1日が金曜日。12月25日の主のご降誕以降、そのご降誕を祝う降誕節は、イエスがこの世に生まれたことが知られた「主の公現」を祝って終わります。今年の主の公現は、1月3日。ちょっと短めの降誕節となりました。

 

主の公現の翌週からは、カトリックの典礼歴は「年間」と呼ばれる期間に入ります。年間は、イエスが神さまの福音を伝え始める公生活に入る最初の出来事として、ヨルダン川でヨハネから洗礼を受けられた「主の洗礼」の祝日から始まります。その後の福音書朗読は、イエスが洗礼を受けた後に公生活に入り、弟子たちを選ばれるところから読まれていきます。イエスの公生活は30歳のころからと言われていますが、マルコによる福音書には次のように書かれています。

 

ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。(マルコによる福音書1・14〜15)

 

福音記者のマルコが、その福音書でもっとも伝えたいテーマは、『神の子イエス・キリストの福音の初め。』と福音書冒頭に記したように、イエスが神の子として、キリスト(油注がれたもの)として神さまの福音を伝えていったということでした。マルコによる福音書は、4つある福音書でもっとも短いものですが、マルコが本当に伝えたいことは、すべての人びとにもたらされた「神さまからの福音」です。それでは、「福音」とは何でしょうか。福音とは、「良き知らせ」のことです。イエスが最初のメッセージとして人びとに伝えたのは、神さまからの良き知らせ、良き便りを信じなさいということでした。

 

神さまとの約束である律法を厳格に守って生活し続けることが神さまから認められると信じられていた当時のユダヤ社会において、律法学者や祭司たちのようには律法を厳格に守ることなどできない多くの人にとっては、神さまは近づくことなどできない、遠い遠い存在であったのかもしれません。イエスは、神さまが限られた人のためではなく、すべての人のために来られたという最初の良き知らせを、「神の国が近づいた」と表現しました。悔い改めるということは、どうでもよいという投げやりな生活から、神さまを中心とした生活に戻りなさいということ。良き知らせは、神さまとともに歩む最初の一歩でもありました。

 

神さまが遠い遠い存在と感じられるのは、ユダヤ社会に限ったことではありません。わたしたちも、たいへん困難な状況のなか生活を続けています。時には「神も仏もあるものか」と自分を投げ出したくなるような場面にあって、いま一度、イエスが最初に伝えた「神の国は近づいた。福音を信じなさい」という力強い言葉に立ち止まり、振り返って、ともに歩んでくださる神さまの良き知らせを受け取りたいと思います。

 

キリストの教会は社会に開かれた共同体です。より多くの人々がわたしたちのカトリック藤が丘教会の扉をたたかれることをお待ちしております。興味を持たれた方は是非日曜日のミサにいらして下さい。

 

過去の巻頭言・よき便り一覧はコチラから閲覧できます.

 

ミサのご案内 Mass Schedule

主日のミサ 土曜日 Sat   17:00
日曜日 Sun 8:00、10:00、12:00

平日ミサの日時につきましては教会事務所までお問い合わせ下さい。

<アクセス> 横浜市青葉区柿の木台1-2(東急田園都市線「藤が丘」駅下車、徒歩約7分)

<お問合せ> 教会事務所 (045)973-4100 FAX(045)979-0506

 お問い合わせ・ご質問は、教会事務所までご連絡ください

火曜日~金曜日   午前10時~午後4時

土曜日       午前10時~午後17時30分

日曜日       午前10時~正午

※都合により、事務所スタッフが不在の場合もございます。あらかじめご了承ください。

Page 2 of 28«12345»1020...Last »