巻頭言2021年10月度

9月 30th, 2021   •   no comments   

 

カトリック藤が丘教会へようこそ

Welcome to Fujigaoka Catholic Church!

 

2021年10月      

よき便り

   

緊急事態宣言解除にあたって

 

カトリック藤が丘教会主任司祭

 

 

ようやく9月末日をもって緊急事態宣言が解除されることになりました。大変喜ばしいことです。しかし、そうは言っても、まだまだコロナ感染に対する警戒は続けなければなりません。藤が丘教会も今まで通りの警戒措置をとりながら、活動を再開いたします。

 

ミサは私たちの信仰生活の土台ですので、日曜日のミサの回数を増やし、できるだけ人の集中、密集を防ぎながら続けてまいりました。まだしばらくは今までと同じように行い、変更はありません。平日のミサにおいても同様です。

 

長らくお休みにしていた勉強会も再開いたします。私の担当しているキリスト教入門講座やマルコ福音書の勉強会、祈りの会など、10月の第2週から始めます。とても長いお休みだったので久しぶりに行う勉強会も軌道に乗るまで更に少し時間がかかるかもしれません。しかし、あまり急ぐ必要もないのではないかと思っています。

 

共に学ぶことの大切さは言うまでもないのですが、休みの期間中考えていたことの一つは、それぞれが主体的に学ぶために、いかにして学ぶべきかを知ることが大切ではないかということです。知識は無限に広がっています。きりがありません。その中で重要な知識をいかにして見いだし学んでいくのか、自分が真に求めているものは何かをどうしたら知ることができるか…。

 

「あなたは何を求めているのか」「大切なことはただ一つ」と言われるイエス様の問いかけに答えて、私たちも自分が何を求めているのか自分の心に問いかける必要があります。

 

さて、神はすべての人に呼びかけて、様々な方法でご自分を啓示なさいます。存在を通して、出来事を通して、聖書のみ言葉を通して…。今、神は私に呼びかけておられる。その意識を持つことが大切です。心を澄まして聞かなければなりません。何かをすることよりも、主が共にいてくださることに意識を集中することが大切です。では、どうしたら意識を常に主に向けていることができるでしょうか。昔から様々な信心業がありました。その中で、射祷と言われる祈りかたがあります。短い祈りの言葉を常に繰り返す祈りの方法です。東方教会では「イエスの名の祈り」が代表的です。ローマカトリック教会の祈りにもたくさんの実践があります。祈りの本にはそのような祈りがいくつも紹介されています。

 

祈りの本質はキリストの現存のうちに身を置くことです。今ここにおられる主に心を、意識を向け続けることは絶えざる祈りを求めておられる主に応えることです。いろいろな行動制限を受ける時代にあって、私たちの心まで萎縮してしまわないように気をつけなければなりません。心の自由は主との交わりの中でこそ発揮されるべきものです。主が共にいてくださることは、主が約束してくださったことです。「わたしは世の終わりまであなた方と共にいる」と…。ですから、わたしたちはそれを信じ、共におられる主にいつも心を向けていましょう。主の思いが、私たちの思いになりますように。

 

キリストの教会は社会に開かれた共同体です。より多くの人々がわたしたちのカトリック藤が丘教会の扉をたたかれることをお待ちしております。興味を持たれた方は是非日曜日のミサにいらして下さい。

 

過去の巻頭言・よき便り一覧はコチラから閲覧できます.

 

ミサのご案内 Mass Schedule

主日のミサ 土曜日 Sat   17:00
日曜日 Sun 8:00、10:00、12:00

平日ミサの日時につきましては教会事務所までお問い合わせ下さい。

<アクセス> 横浜市青葉区柿の木台1-2(東急田園都市線「藤が丘」駅下車、徒歩約7分)

<お問合せ> 教会事務所 (045)973-4100 FAX(045)979-0506

 お問い合わせ・ご質問は、教会事務所までご連絡ください

火曜日~金曜日   午前10時~午後4時

土曜日       午前10時~午後17時30分

日曜日       午前10時~正午

※都合により、事務所スタッフが不在の場合もございます。あらかじめご了承ください。

巻頭言2021年9月号

9月 2nd, 2021   •   no comments   

 

カトリック藤が丘教会へようこそ

Welcome to Fujigaoka Catholic Church!

 

2021年9月      

よき便り

   

責任をもって、自由を行使し、今を生きる

 

カトリック藤が丘教会主任司祭

 

 

季節の変わり目を迎えています。コロナの感染拡大が未だにおさまらず、医療機関の逼迫した状況が連日報道される中、不安な要素は更に大きくなっています。緊急事態宣言もあまり効果が無いように感じられますが、感染者の数が少しでも減少傾向を示すなら希望も生まれます。私たち一人ひとりの責任と自由な選択が問われています。ただ祈るばかりです。

 

幼稚園に係わっていたので、子どもたちへの感染が急増していると聞くと心配でなりません。子どもを持つ保護者の方々の思いはどのようなものでしょうか。新学期も始まる中、教育関係者の方々の不安も計り知れません。

 

こうした状況がいつまで続くのか見とおしが立ちません。いのちの大切さは言うまでも無く、第一に優先して考えるのは当然のことです。コロナウイルスの感染防止対策などに伴う他の分野への影響は計り知れません。コロナ以外にも重篤な病気があります。そういう人たちが緊急の場合病院に受け入れてもらえず亡くなるというニュースを聞くと、コロナ感染によってもたらされる直接的な影響と、間接的にもたらされるその他たくさんの被害は想像を遙かに超えるものです。一人ひとりが真剣に考え行動することが何よりも求められているのではないでしょうか。

 

しかし、共産主義的なやり方はできない民主主義の日本では、一人ひとりが与えられた自由をどのように行使するかが問われています。自由を大切にする事は教会の教えの中でも根本的な教えです。強制されてではなく、意味をよく考えて、自らより良い道を選択し自己決定する自由は大切にされなくてはなりません。そして、一人ひとりかけがえのない存在としてその自由は尊重されなければなりません。誰もが、主体的に自分の歩む道を選ぶ権利があります。しかし、自由には責任が伴います。自由は自由奔放とは相容れず、異なるからです。愛に基づく自由の行使が求められています。

 

責任を持って行動すること。そして、自分のことだけ考えて行動するのではなく、共にある人々と共に歩む必要があります。イエスさまは、先ず神の国とその義を求めるように教えられました。それは愛によって裏付けられたものです。神への愛と隣人への愛に基づく歩みです。自己中心的な生き様を捨てること。その上で愛に基づき自由に神と人々に奉仕する生き様が求められています。

 

自由は恵みです。旧約時代の出エジプトの出来事が示すように神の救いは人に自由をもたらす救いの業です。更に、イエス・キリストがもたらされたのは罪からの解放と死からの解放によってもたらされた自由です。心の解放、自由を得させるために主は私たちを罪から購い、自由に召されたのです。主に感謝!

 

「あなたがたは、自由を得るために召し出されたのです。ただ、この自由を、肉に罪を犯させる機会とせずに、愛によって、互いに使えなさい。律法全体は、「隣人を自分のように愛しなさい」という一句によって全うされるからです。」(ガラテヤ5章13~14節)

 

キリストの教会は社会に開かれた共同体です。より多くの人々がわたしたちのカトリック藤が丘教会の扉をたたかれることをお待ちしております。興味を持たれた方は是非日曜日のミサにいらして下さい。

 

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ミサのご案内 Mass Schedule

主日のミサ 土曜日 Sat   17:00
日曜日 Sun 8:00、10:00、12:00

平日ミサの日時につきましては教会事務所までお問い合わせ下さい。

<アクセス> 横浜市青葉区柿の木台1-2(東急田園都市線「藤が丘」駅下車、徒歩約7分)

<お問合せ> 教会事務所 (045)973-4100 FAX(045)979-0506

 お問い合わせ・ご質問は、教会事務所までご連絡ください

火曜日~金曜日   午前10時~午後4時

土曜日       午前10時~午後17時30分

日曜日       午前10時~正午

※都合により、事務所スタッフが不在の場合もございます。あらかじめご了承ください。

巻頭言 2021年8月

8月 1st, 2021   •   no comments   

 

カトリック藤が丘教会へようこそ

Welcome to Fujigaoka Catholic Church!

 

2021年8月      

よき便り

   

コロナ禍の中でのオリンピック

 

カトリック藤が丘教会主任司祭

またまた緊急事態宣言が神奈川県にも発令されることになりました。感染拡大のスピードが今までになく急激に増えている状況の中で、誰もが不安を抱かずにはいられません。自分一人だけの努力で解決できるものではないので、真剣に取り組んでいる人ほど焦燥感にさいなまれます。

 

何事につけても、同じような状況が長く続くと、人は忍耐を失いがちです。そうした心の戦いが誰の中にもあるでしょう。丁度今、オリンピックが行われています。自分自身との戦いに打ち勝ってこそ、他者との戦いに勝利することができる…。どのようにして戦いに勝利することができるのか、毎日の報道を通して目に見える形で私たちは学ばせていただいていると言えるでしょう。

 

コロナとの戦いは戦争のようなものだと時々言われます。緊急事態と言う言葉にもそのような響きがあります。オリンピックでいえば団体競技のようなものでしょう。みんなで力を合わせなければこの戦いに打ち勝つことができません。自分を信じ、ともに戦う友を信じる心も求められています。

 

選手たちのオリンピックでの戦いはほんのわずかな時間です。しかし、明確な目標を持ち、決定的な戦いの時を迎えるまでの長い鍛錬の積み重ねと、困難に遭遇しても諦めず、忍耐をもって真剣に課題に取り組み、臨んできた結果でもあるのです。コロナ禍にあってのオリンピックは是か非か問われていました。報道では度々試合を迎えるまでの選手一人ひとりのそれまでの経緯が紹介されます。困難を克服してきた彼らの長い準備と毎日の戦いに触れるとき、多くの人々は感動を覚えるでしょう。人間の能力には限りがありますが、人がその限界に挑む姿はわたしたちにとって、自分自身の毎日の歩みを改めて振り返る良いきっかけにもなるでしょう。一つのことに集中し、徹底的に追い求める姿は美しいと思います。

 

信仰の道においても共通するところがあります。パウロは言っています。「わたしは、キリストとその復活の力とを知り、その苦しみにあずかって、その死の姿にあやかりながら、何とかして死者の中からの復活に達したいのです。わたしは、既にそれを得たというわけではなく、既に完全な者となっているわけでもありません。何とかして捕えようと努めているのです。自分がキリスト・イエスに捕えられているからです。兄弟たち、わたし自身は既に捕らえたとは思っていません。なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与えになる賞を得るために、目標を目指してひたすら走ることです」。(フィリピ3:10~14)

 

最近マルタとマリアとラザロの記念日がありましたが、毎日のミサの朗読個所の中で、マルタに「必要なことはただ一つ」(ルカ10:42)と言われたイエスさまの言葉も思い出します。キリスト者として、自分が何を求めているのか…。明確な目標とそれに向かって自分のすべての力を集中していく信仰者としての姿をもう一度イメージできれば幸いです。

 

キリストの教会は社会に開かれた共同体です。より多くの人々がわたしたちのカトリック藤が丘教会の扉をたたかれることをお待ちしております。興味を持たれた方は是非日曜日のミサにいらして下さい。

 

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ミサのご案内 Mass Schedule

主日のミサ 土曜日 Sat   17:00
日曜日 Sun 8:00、10:00、12:00

平日ミサの日時につきましては教会事務所までお問い合わせ下さい。

<アクセス> 横浜市青葉区柿の木台1-2(東急田園都市線「藤が丘」駅下車、徒歩約7分)

<お問合せ> 教会事務所 (045)973-4100 FAX(045)979-0506

 お問い合わせ・ご質問は、教会事務所までご連絡ください

火曜日~金曜日   午前10時~午後4時

土曜日       午前10時~午後17時30分

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