よき便り 2015年8月

7月 28th, 2015   •   no comments   

   カトリック藤が丘教会へようこそ

Welcome to Fujigaoka Catholic Church!

2015年8月 カトリック藤が丘教会

よき便り(2015年8月)

<span style=”font-size:medium”>時々「敬虔なキリスト信者」という言葉を耳にします。「敬虔な仏教徒」という言葉は普通使われないのに、キリスト信者だけが「敬虔な」と形容されるのは不思議なことです。「あの人は敬虔なキリスト信者だから酒は飲まない」とか「怪しげな歓楽街には近づかない」という風に言われるわけです。「敬虔な」という形容には、敬意だけではなく、偽善者的という軽蔑の意味が含まれている場合もあります。しかし、キリスト信者は自分たちを立派な人たちと自覚しているわけではありません。むしろ、自分たちが罪びとであることを自覚しています。これに関して思い出されるのは、「マルコによる福音書」10章17~22節などで語られた「金持ちの男」の話です。

この男はイエスに駆け寄って膝まづき、「永遠の生命を受け継ぐために、私は何をすればよいでしょうか」と問いかけます。イエスは彼に問いただします。「『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証するな、奪い取るな、父母を敬え』という掟をあなたは知っているはずだ」。すると彼は答えます。「先生、そういうことはみな、子供の時から守ってきました」。彼は、旧約聖書の「十戒」を真面目に守ってきた、ということを主張しているわけです。イエスは彼を見つめ、慈しんで言われました。「あなたに欠けているものが一つある。行って持っているものを売り払い、貧しい人々に施しなさい。・・・それから私に従いなさい」と。彼は律法を守るという点では欠点のない人でした。彼に欠けていたのは、彼の貧しい隣人たちに対する思いやり・愛なのでした。イエスが指摘したのは、隣人愛のない律法主義が偽善と独善に堕すということです。

しかし、「隣人を愛する」というのは、実際には大変難しいことです。私たちは、自分が安楽に生存していくために、意識的・無意識的に隣人愛に反することをどれほど多くしていることでしょうか。キリスト信者は自分が罪びとであることを自覚し、また、そういった弱さを克服して、イエスが説く愛と赦しを実践しようとします。しかし、それは神の助けがなければ、とうてい不可能なことです。だからキリスト信者は、神が私たちを憐れみ、共に歩んで支えて下さることを、いつも祈るのです。

キリストの教会は社会に対して開かれた共同体です。より多くの方々が、わたしたちのカトリック藤が丘教会の門を叩かれることを期待しております。興味を持たれた方は、ぜひ日曜日のミサを覗きにいらして下さい。お待ちしています。</span>

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主日のミサ 土曜日 Sat 17:00
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所在地 Address 東急田園都市線「藤が丘」駅下車、徒歩約7分 横浜市青葉区柿の木台1-2

<お問合せ> 教会事務所 (045)973-4100 FAX(045)979-0506

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よき便り 2015年7月

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2015年7月 カトリック藤が丘教会

よき便り 7月号

「我思う、ゆえに我在り」。近代哲学の始まりを画すデカルトの言葉だと言われています。認識が自分の存在の根拠だというわけです。しかし彼は「私は誰なのか」とは問いませんでした。

アメリカのビル・クリントンが来日した時、当時の日本の首相がHow Are You?と挨拶するべきところを誤ってWho Are You?と言ってしまったという逸話があります。ビルはちょっと考えてから「私はヒラリーの夫です」と答えました。そうです。「私」は他者との関係の中でしか「私」ではありえないのです。「私は大統領です」といっても同じことです。大統領は国家ないし内閣という組織の中の役職なのですから、やはり「私」は他者との関係の中で位置づけられるわけです。人は他者との関係の中で初めて「私」になるのです。仏教では、このことを「縁」という言葉で表しています。

その場合、「他者」は必ずしも生存している人だけを指しているわけではありません。『日本経済新聞』に連載された久間十義の「禁断のスカルペル」という小説に、自分の娘から生体腎を移植してもらって元気になった父親が登場します。その娘は、不幸にも、震災の犠牲になって亡くなりました。この父は次のように言います。・・・「私は一人で生きているつもりになっていたし、何事にもまず自分というものがある、と思い込んでいた。でもね、そうじゃなかった。今度の震災でよくわかったんです。私はね、私一人じゃなく、例えば死んだ娘や、家族や、知り合いや、仲間や、その他の者たちとの記憶を共有していて、その記憶がなかったら、私は私じゃないんだ。(中略)私が生きるというのは、そういう他の者との繋がりで生きているのであって、一人で生きているんじゃない」・・・

ところで私たちは、もう一つ踏み込んで、「私」を他者との関係の中に置き、生かしてくださる絶対的な存在との係わりにおいて捉えることは出来ないでしょうか。私を生んでくれた両親の、そのまた両親。・・・いのちの連鎖の根源である大いなる神です。私たちキリスト信者はそのような神を信じ、その神の思いを、イエス・キリストを通して知ることができる、と信じているのです。

キリストの教会は、社会に対して開かれた共同体です。より多くの方々が、私たちのカトリック藤が丘教会の門を叩かれることを、お待ちしています。興味を持たれら方は、ぜひ日曜日のミサを覗きにいらして下さい。

 

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よき便り 2015年6月 

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2015年6月 カトリック藤が丘教会

よき便り(2015年6月)

カトリックの今年の典礼暦では、5月24日の主日に「聖霊降臨」を祝います。復活したイエスが、父なる神から送ると約束された聖霊(神の息吹)が、弟子たちの上に注がれたことを、私たちは祝うのです。『使徒言行録』の中では「聖霊降臨」は、「炎のような舌が現われ」「弟子たちが様々な言葉で話し出した」というように、ドラマチックに描かれています。『使徒言行録』は西暦90年代末に書かれたものであり、この部分の記述は、当時のキリスト信者の共同体である教会が、ローマ帝国の中でのさまざまな言語の違いを乗り越えて力強く拡大していった事実をこのような表現で表しているのでしょう。

「聖霊降臨をもって教会が始まった」というキリスト信者たちの確信の根本には、神の働きこそが自分たちの教会を生み出した、という理解があります。またキリスト信者たちは聖霊(神の息吹)が「教会」を導いている、と確信していました。だからこそ、ペトロをはじめとする使徒たちは、さまざまな妨害や迫害をものともせず、「イエスこそが救い主である」と宣言し、イエスの教え(福音)と「イエスの十字架の死と復活」の奥義を一体のものとして宣教していったのです。

イエスは昇天していく際に、弟子たちにつぎのように命じました。「あなたがたは行って、すべての民を私の弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい」(マタイによる福音書:28章19・20)と。「父と子と聖霊の名によって洗礼を授ける」ということには深い意味があります。すなわち、洗礼の秘跡によって「父と子と聖霊」の交わりの中にどっぷりと沈められる者は、新しい生命の領域に入って生まれ変わり、一度の人生を喜びと感謝と愛のうちに、生き生きと歩み始めるのです。

キリストの教会は、社会に対して開かれた共同体です。より多くの方々が、わたしたちのカトリック藤が丘教会の門を叩かれることを、お待ちしています。興味を持たれた方は、ぜひ日曜日のミサを覗きにいらして下さい。

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