よき便り 2018年3月

2月 28th, 2018   •   no comments   

カトリック藤が丘教会へようこそ

Welcome to Fujigaoka Catholic Church!          

                            2018年3月カトリック藤が丘教会      

よき便り

神さまはわたしたちの罪も担ってともに歩む

 

今年の復活祭(イースター)は4月1日。そのため、3月最終週が聖週間となります。イエス・キリストのご復活を祝う復活祭は、カトリックの信仰にとって非常に大切で重要なものです。しかし、その復活の喜びを祝う前に、イエスの受難と死があったことを忘れてはなりません。

 

聖週間は、イエスのエルサレム入城に始まり、最後の晩さん、十字架上での受難を経て、受難から3日目の復活までの出来事を記念する1週間です。この受難と死を通して復活の栄光に至るまでを「主の過ぎ越し」と呼びます。復活祭は、救い主イエスの過ぎ越しの神秘を祝う時でもあります。

 

さて、毎年、 聖週間が始まる受難の主日のミサと、聖金曜日の主の受難の典礼の聖書朗読では、司祭、第1朗読者、第2朗読者、会衆がともに役割を分担して一緒に読まれます。聖金曜日は、毎年ヨハネによる福音書の受難の個所が読まれるのですが、 受難の主日については毎年変わり、今年はマルコによる福音書から読まれます。そのマルコによる福音書の15章から、群衆や兵士たちがイエスに浴びせた言葉を抜き出してみます。

 

「十字架につけろ。」

「ユダヤ人の王、万歳。」

「おやおや、神殿を打ち倒し、三日で建てる者。十字架から降りて自分を救ってみろ。」

「他人は救ったのに、自分は救えない。メシア、イスラエルの王、今すぐ十字架から降りるがいい。それを見たら、信じてやろう。」

 

なんと冷たい自分勝手な言葉の数々でしょうか。そうしたありとあらゆる罵声を浴びせられながらも、受難を迎えたイエスは、誰にも何も言い返すことはありませんでした。イエスは、群衆や兵士たちの自分勝手な思い、その吐き捨てる言葉、その醜い行いを、重い十字架とともに担いながら受難を迎えました。そして、十字架上でそうした「罪」とともに死に、3日目に復活することによって、わたしたちを罪という死から解放して、新たに生きるためのいのちへと導いてくださいました。

 

ところで、先の群衆や兵士たちの罵声は、イエスだったから起こったものでしょうか。2000年を経て時代が変わっても、わたしたちも自分の思いとは別に、まわりに流されて誰かに罵声をあげ続けてはいないでしょうか。わたしたち一人ひとりのこうした弱さやいたらなさも、ご復活されたイエスご自身が担って歩んでくださっています。助けを求めるすべての人に、安心して行きなさいと言ってくださる神さまに感謝しながら、毎日を過ごしてまいりましょう。

 

キリストの教会は社会に開かれた共同体です。より多くの人々がわたしたちのカトリック藤が丘教会の扉をたたかれることをお待ちしております。興味を持たれた方は是非日曜日のミサにいらして下さい。

                          過去の巻頭言・よき便り一覧はコチラから閲覧できます.

ミサのご案内 Mass Everyday

主日のミサ 土曜日 Sat 17:00
日曜日 Sun 9:30

平日ミサの日時につきましては教会事務所までお問い合わせ下さい。

所在地 Address 東急田園都市線「藤が丘」駅下車、徒歩約7分 横浜市青葉区柿の木台1-2

<お問合せ> 教会事務所 (045)973-4100 FAX(045)979-0506  

 お問い合わせ・ご質問は、教会事務所までご連絡ください

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※都合により、事務所スタッフが不在の場合もございます。あらかじめご了承ください

よき便り 2018年2月

2月 1st, 2018   •   no comments   

 

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よき便り

 

神さまの思いへと回帰するとき

 

今年のカトリック典礼暦は、2月後半から四旬節に入ります。四旬節は、復活祭前の日曜日を除いた40日間の回心の期間です。この期間を通して、自分の生活や信仰を見つめ直しながら、黙想することが薦められています。

 

“回心”とひとことで言いますが、これはどういうことでしょうか。よく自分の間違っていた心を改める“改心”と間違って理解されます。もちろん、自分勝手な思いや言葉、行いを自ら改めていくことは大切なことです。しかし、神さまは、わたしたちがどんな思いの時も、どんな状態のときも、常に一人ひとりを見守り続け、また立ち返ろうとする人を赦してくださる。そのことを思いながら、自分中心の思いで回っていた心を神さまの思いへと回帰させる。そこに「回心」の本質があります。

 

福音書では、イエスが福音宣教をする公生活に入っていく時を迎えたとき、まずヨハネから洗礼を受け、さらに四十日間 荒れ野に出かけたと伝えています。この荒れ野での出来事が、四旬節第1主日の福音書で読まれます。

 

“霊”はイエスを荒れ野に送り出した。イエスは四十日間そこにとどまり、サタンから誘惑を受けられた。その間、野獣と一緒におられたが、天使たちが仕えていた。(マルコによる福音書1・12〜13)

 

聖書の中での40という数字は「充分に長い」「充分に大きい」「充分に多い」を示しています。イエスは1ヶ月以上も何も食べずに荒れ野にいたというより、充分に祈る間は断食して荒れ野におられたのでしょう。マルコによる福音書は、荒れ野にいたイエスを天使たちが仕えて守ったと伝えましたが、サタンの誘惑については何も書いていません。この誘惑は、マタイによる福音書とルカによる福音書に記されています。順番に違いはありますが、3つの誘惑があったようです。

 

断食で空腹を覚えられたイエスに、石がパンになるように命じたらどうだと試したこと。高い場所から飛び降りたら天使たちが支えるだろうとそそのかしたこと。そして、高く引き上げた後に世界を見せ、それらの国々の権力と繁栄を与えようと話したこと。

 

これらのサタンの誘惑に対し、イエスは「人はパンだけで生きるものではなく、神から出る一つ一つの言葉で生きる」「あなたの神である主を試してはならない」「あなたの神である主を拝み、ただ主に仕えよ」と、イエスは自分の思いではなく神さまの思いを実現しようと、聖書の言葉を引用しながら一つ一つ退けていかれたのでした。

 

神さまに立ち返ろうとするとき、こんなわたしが神さまと出会えるだろうかと不安になったり、こんなわたしが神さまに会うなんてとんでもないと思ったりするかもしれません。救い主イエスは、まさにそうした一人ひとりの思いを担い、十字架の受難を通してわたしたちを解放してくださいました。救い主イエスのご復活を待ち望みながら、この回心の時を過ごしてまいりましょう。

 

キリストの教会は社会に開かれた共同体です。より多くの人々がわたしたちのカトリック藤が丘教会の扉をたたかれることをお待ちしております。興味を持たれた方は是非日曜日のミサにいらして下さい。                                                                                                                                                              過去の巻頭言・よき便り一覧はコチラから閲覧できます.

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よき便り 2018年1月

12月 21st, 2017   •   no comments   

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よき便り

主の呼びかけに気づき共に歩む

 

新たな年を迎えました。今年も神さまからの豊かな恵みが与えられますように。

 

ご降誕の季節が終わると、典礼暦はしばらくの間「年間」の期間に入ります。年間第2主日に、印象的な個所が読み上げられます。

 

まず、第1朗読では、神の箱が安置された主の神殿に寝ていた少年サムエルに、三度、主が呼びかけられた場面が描かれています。

 

サムエルにとって、生まれて初めての主の呼びかけでしたが、それに気づかず、祭司エリから呼ばれたと思い、神殿から起き出して「お呼びになったので参りました」と話します。エリもまた、主を知らないサムエルに主が呼びかけられたとは気づかず、「戻っておやすみ」と寝かしつけようとします。しかし、同じことが三度続いたことで、エリは主が呼びかけられたと悟り、サムエルに大切なことを伝えたのでした。

 

「もしまた呼びかけられたら、『主よ、お話しください。僕(しもべ)は聞いております』と言いなさい」(サムエル記3・9)

 

主は再度呼びかけられ、サムエルはエリに教えられた通りに答えます。主はサムエルと共におられるようになり、サムエルは主の言葉を伝える預言者として成長していきました。このように、第1朗読では、主が直接呼びかけられました。しかし、福音朗読では預言者ヨハネの言葉によって、2人の弟子が主イエスと出会います。

 

ヨハネはイエスが歩いておられるのを見て二人の弟子に「見よ、神の子羊だ」と伝えます。二人の弟子はそれを聞いて、イエスに従った(ヨハネによる福音書1・37)とあります。

 

どこに泊まっておられるかをたずねる彼らに、イエスは「来なさい。そうすれば分かる」と答えます。そして、その日、彼らはイエスのもとに泊まりましたが、そこでイエスが何を話されたのか、それとも何も話さなかったのか、それについて聖書は伝えていません。しかし、彼らの一人アンデレは、のちに兄弟シモン・ペトロに会って「わたしたちはメシアに出会った」と伝え、ペトロをイエスに引き合わせることを担っていきます。

 

この2つの出来事は、たとえ主を知らない人であっても、その時が来れば、主は誰かを通してきっと呼びかけてくださるということを表しているのではないでしょうか。たとえその時に呼びかけに気づかなくても、きっと何度も何度も繰り返し呼びかけ続けてくださいます。神さまのいつくしみに感謝しながら、呼びかけられていると伝えられた時に、主と共に歩み始めることができますよう祈り続けていきたいと思います。

 

キリストの教会は社会に開かれた共同体です。より多くの人々がわたしたちのカトリック藤が丘教会の扉をたたかれることをお待ちしております。興味を持たれた方は是非日曜日のミサにいらして下さい。

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