巻頭言 2019年2月

2月 1st, 2019   •   no comments   

 

 

カトリック藤が丘教会へようこそ

Welcome to Fujigaoka Catholic Church!

                                                 

            2019年2月      

よき便り

 

神さまの呼びかけに応えて歩む

 

今年の福音書朗読は、ルカによる福音書が読まれています。2月10日の年間第5主日のミサにおける福音書朗読では、イエスが最初の弟子を呼ばれた時の出来事が描かれています。イエスは湖畔で漁師の舟を借り、舟から集まって来た人びとに教え始められます。話し終えた時に、イエスは舟の持ち主であるシモンに次のように声をかけられたのでした。

 

「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」(ルカによる福音書5・4)

 

イエスが人びとに教えられる時、いつもたとえを用いて話していました。それは、この漁師との出会いの時もそうでした。確かにイエスは漁をしなさいと声をかけましたが、これは単に魚をとりなさいと声をかけたのではなかったのでした。しかし、そこにいた漁師たちはたとえであるとは理解できず、「先生、夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。」と普通に答えています。おそらく、わたしたちも「漁をしなさい」と突然声をかけられたら、同じように「とれなかったです。これから行っても無理でしょう」と答えてしまうでしょう。

 

しかし、漁師たちは「夜通しとれなかったので、行っても無駄」とは言いませんでした。ひょっとしたら、舟の上から神さまの言葉を群衆に伝えるイエスに、何かを感じていたのかもしれません。「お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」と、沖に漕ぎ出して漁を始めたのでした。

 

すると、網が破れるほどに魚がかかり、仲間の舟を応援に頼んで引き上げたものの、それでも舟が沈みそうなくらいにいっぱいになりました。これを見た漁師のひとりシモンは「主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者なのです」とひれ伏し、ゼベダイの子ヤコブとヨハネも同様であったとルカによる福音書は伝えています。自分たちが、立法学者や指導者たちのように、ユダヤ社会の規律や律法にのっとった生活ができない、罪深い立場であることを自覚していました。

 

しかし、そんな漁師たちにイエスは「今から後、あなたは人間をとる漁師になる。」(ルカによる福音書5・10)と話します。これを聞いた彼らは、イエスに従う最初の弟子となっていきます。イエスが漁師たちに「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」と話したのは、当時のユダヤ社会に漕ぎ出して、神さまの福音を理解する人たちを増やしなさいということでした。

 

当時のユダヤ社会にあって、規律や律法に従うことができない日常にある漁師たち。そんな生活でありながらも神さまの言葉を聞こうとしている人たちを、イエスはまず最初に共に歩む人として召し出したのでした。どんな人であっても、共に歩もうと呼びかけてくださる神さまとともに、私たちもまた勇気を持って歩みだしていきたいと思います。

 

キリストの教会は社会に開かれた共同体です。より多くの人々がわたしたちのカトリック藤が丘教会の扉をたたかれることをお待ちしております。興味を持たれた方は是非日曜日のミサにいらして下さい。

 

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ミサのご案内 Mass Everyday

主日のミサ 土曜日 Sat 17:00
日曜日 Sun     9:30

平日ミサの日時につきましては教会事務所までお問い合わせ下さい。

所在地 Address 東急田園都市線「藤が丘」駅下車、徒歩約7分 横浜市青葉区柿の木台1-2

<お問合せ> 教会事務所 (045)973-4100 FAX(045)979-0506

 お問い合わせ・ご質問は、教会事務所までご連絡ください

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巻頭言 2019年1月

1月 7th, 2019   •   no comments   

 

 

 

カトリック藤が丘教会へようこそ

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            2019年1月      

よき便り

神さまからの恵みのうちに歩む

新年おめでとうございます。

イエス・キリストがこの世にお生まれになったことを祝う期間を、カトリックの典礼暦では「降誕節」といいます。この降誕節の締めくくりに、イエスがこの世に生まれたことが占星術の学者たちに示され、ベツレヘムで確認したことを祝う1月6日の「主の公現」があり、その次の日曜日に、イエスが洗礼者ヨハネから水で洗礼を授けられた「主の洗礼」を祝って終わります。

 

クリスマスの翌週には元日を迎え、お正月に入ってしまう日本では、クリスマスが終わると慌ただしく門松を立ててしまうのですが、本来のクリスマスのお祝いは降誕節の期間を通して祝われます。海外の教会の映像で、新年に入ってもクリスマスツリーが飾られているのは、決して飾り付けを外し忘れているわけではないのです。

 

さて、元日に行われるミサの第1朗読では、毎年、旧約聖書の民数記から同じ個所が読まれます。シナイを出て荒れ野に入る前のイスラエルを描く部分で、神さまがモーセを通じて、アロンとその子らに伝えるようにと語られたシーンです。アロンとその子らがイスラエルの人々を祝福して言うその言葉は「アロンの祝福」「祭司の祝福」として伝えられています。

 

主があなたを祝福し、あなたを守られるように。

主が御顔を向けてあなたを照らし、あなたに恵みを与えられるように。

主が御顔をあなたに向けて、あなたに平安を賜るように。

(民数記6・24〜26)

 

神さまと人々との平和、そして、そこに集う人々による共同体としての平和を願うことは、旧約の時代も、イエスの死と復活を通した新約の時代も、変わらないのだと思います。ヨハネによる福音書の20章に、イエスが復活して弟子たちの元に現れたときの出来事が描かれています。そこには、イエスが「あなたがたに平和があるように」と声をかけ、たびたび現れたことが伝えられています(19節、20節、26節)。

 

わたしたちのうちにある平和を通して、神さまの平和が実現していく。それを象徴するように、ミサの中で主の食卓を前にして司祭は「主の平和がいつも皆さんとともに」と会衆を祝福し、わたしたちも「また司祭とともに」と応え、神さまの平和がもたらされるように祈ります。

 

神さまがわたしたち一人ひとりを照らし、神さまの恵みが豊かに注がれますように。新年の初めに、今年もまた、神さまとともに歩み続けていくことができますよう願っていきたいと思います。

キリストの教会は社会に開かれた共同体です。より多くの人々がわたしたちのカトリック藤が丘教会の扉をたたかれることをお待ちしております。興味を持たれた方は是非日曜日のミサにいらして下さい。

 

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巻頭言 2018年12月

11月 30th, 2018   •   no comments   

 

 

 

カトリック藤が丘教会へようこそ

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            2018年12月      

よき便り

神さまからの良き知らせ

 

イエス・キリストの誕生を待ち望む「待降節」に入りました。待降節は、キリストであるイエスがこの世に生まれてくるクリスマスを待ち望む約4週間の期間です。クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝う日ですが、イエスはどのように生まれてきたのでしょうか。

 

主の降誕のミサの第一朗読では、旧約聖書のイザヤ書が読まれます。預言者イザヤは、『ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。権威が彼の肩にある。その名は「驚くべき指導者、力ある神 永遠の父、平和の君」と唱えられる。」(イザヤ書9・5)と伝え、権威あるものとしてこの世に生まれてくると預言していました。

 

しかしイエスは、世界を救うキリストとして華々しく、荘厳に、誰もがその人と分かって平伏すようには生まれてきたのではありませんでした。その日その夜、イエスが生まれたことは、マリアとヨセフ以外に誰も知る由もありませんでした。その時の様子を、ルカによる福音書は次のように伝えています。

 

「彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、初めての男の子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まるところがなかったからである。」(ルカによる福音書2・7)

 

マリアとヨセフは住民登録をするために自分の町に帰る途中で、泊まる宿もない状況のなか、馬小屋に留まっている時にイエスが生まれます。そして、生まれたばかりのイエスが最初に寝かされたのは、ベッドでも布団でも揺かごでもなく、馬小屋にあった飼い葉桶だったというほど、ちっぽけな存在として生まれてきたのでした。まさに、この世で最も小さな存在として生まれたのでした。

 

イエスの誕生の喜びを、神さまの使いである天使が最初に伝えたのは、羊飼いたちのもとでした。当時の羊飼いは定住することもなく、羊とともに移動し、夜通し羊の番をする役目でした。当時のユダヤ社会の律法とは無縁な人たちのところに、天使は救い主が生まれたことを告げるのでした。

 

「わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそメシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」(ルカによる福音書2・10〜12)

 

イエスは全ての人の救いの存在になれるように小さく生まれ、どんな人にも神さまのいつくしみが注がれていることを示すために、その良き知らせ(福音)は最初に羊飼いたちにもたらされました。闇のなかでマッチを擦ってロウソクに火を灯すとき、その赤い炎にホッとした気持ちになったことはありませんか? そんな小さな炎のように、わたしたち一人ひとりにイエスを通して光がもたらされます。神さまからの豊かな恵みが届きますよう、祈り続けていきたいと思います。

 

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