巻頭言 2019年6月

6月 3rd, 2019   •   no comments   

 

 

カトリック藤が丘教会へようこそ

Welcome to Fujigaoka Catholic Church!

                                                 

            2019年6月      

よき便り    

神さまは迷える人を食卓に招く

 

主のご復活を祝う復活節が終わると、カトリックの典礼暦は、通常の「年間」の期間に戻ります。この前後3週間の福音書朗読は、カトリック教会の信仰で、とてもたいせつなことに焦点が当てられます。

・イエスが天の御父(神さま)のもとにあげられたことを記念する「主の昇天」

・集まった弟子たち一人ひとりに神さまの弁護者として聖霊が送られてくることを祝う「聖霊降臨の主日」

・神さまとイエス、聖霊が一体となってはたらくことを思い起こす「三位一体の主日」

・イエスがミサの中心となるご聖体を定めたことを記念する「キリストの聖体」

・わたしたち一人ひとりが神さまにとってたいせつな存在であることを思う「イエスのみ心」

 

ここではイエスのみ心の祭日の福音書朗読を味わってみましょう。

 

あなたがたの中に、百匹の羊を持っている人がいて、その一匹を見失ったとすれば、九十九匹を野原に残して、見失った一匹を見つけ出すまで捜し回らないだろうか。そして、見つけたら、喜んでその羊を担いで、家に帰り、友達や近所の人々を呼び集めて、『見失った羊を見つけたので、一緒に喜んでください』と言うであろう。(ルカによる福音書15・4〜6)

 

この個所は、「善き牧者イエス」として伝えられる部分です。律法学者たちやファリサイ派の人たちは、イエスが徴税人や罪人とともに食事をするのを咎めます。当時の律法を重んじる人たちにとっては、徴税人や罪人と食事を共にすることだけでも、自分が汚されると考えていたのです。そんな人たちにイエスは「見失った羊」のたとえ話をするのでした。

 

見失った羊のたとえで話される、羊を持つ人は神さまであり、羊は神さまのもとに集まるわたしたちです。神さまはすでに聞き従っている人たちを残してでも、聞き従うかを迷っている人たちを探しに行きます。そして、どんな人であっても、探し出し、抱き上げ、迎え入れ喜んでくれるというのです。

 

イエスは、自分の話を聞きたいと集まった徴税人や罪人とともに食事を共にし、教えを説いていきます。神さまを求め、イエスを通して語られる神さまのみ言葉に聞き従おうとする人たちを受け容れ、寄り添っていくのです。

 

神さまにとっては、いつか聞き従いたいと思っていることがたいせつなこと。群れに入れずに迷う人が、群れに入るまでただ待ち続けるのではなく、探して、食卓に招き入れようとしてくださいます。一人ひとりに常に呼びかけてくださる神さまのいつくしみに感謝しながら、共に喜びあいたいと思います。

 

キリストの教会は社会に開かれた共同体です。より多くの人々がわたしたちのカトリック藤が丘教会の扉をたたかれることをお待ちしております。興味を持たれた方は是非日曜日のミサにいらして下さい。

過去の巻頭言・よき便り一覧はコチラから閲覧できます.

 

ミサのご案内 Mass Schedule

主日のミサ 土曜日 Sat   17:00
日曜日 Sun   10:00

※5月12日から日曜のミサ開始時刻が9時半から10時へ変更になりました。

平日ミサの日時につきましては教会事務所までお問い合わせ下さい。

所在地 Address 東急田園都市線「藤が丘」駅下車、徒歩約7分 横浜市青葉区柿の木台1-2

<お問合せ> 教会事務所 (045)973-4100 FAX(045)979-0506

 お問い合わせ・ご質問は、教会事務所までご連絡ください

火曜日~金曜日   午前10時~午後4時

土曜日       午前10時~午後17時30分

日曜日       午前10時~午後1時

※都合により、事務所スタッフが不在の場合もございます。あらかじめご了承ください

巻頭言 2019年5月

5月 6th, 2019   •   no comments   

 

カトリック藤が丘教会へようこそ

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            2019年5月      

よき便り

 

神さまにとってたいせつな存在のわたしたち

 

主のご復活おめでとうございます。

 

復活祭の後しばらくの間は、主のご復活を祝う期間である「復活節」となります。この期間のミサの朗読は旧約聖書の朗読がなく、代わりに「使徒たちの宣教」と題して 使徒言行録の部分が読まれていきます。そして福音書の朗読も、イエスが受難と復活の前後に弟子たちに語られたことが中心に読まれていきます。

 

復活節第5主日の福音書朗読は、ヨハネによる福音書13章が読まれます。イエスは弟子たちに新しい掟として「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」と伝えました。そして、その翌週の復活節第6主日には、これに続く個所として、イエスは「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしはその人のところに行き、一緒に住む」と話し、イエスの言葉を守る人たちのもとに神さまがその人にとどまるのだと約束されました。

 

キリスト教は「愛の宗教」だと言われることがあります。ミサの最初で、司祭は、「主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりがみなさんとともに」と会衆を招きます。「神の愛」とサラッと表現していますが、この「愛」という言葉は、単純に好意があるかどうかということを示しているわけではありません。

 

キリスト教が日本に伝えられたとき、古の人たちは神さまの愛を「デウスのごたいせつ」と訳しました。デウスというラテン語は、神さまを表しています。つまり、神さまの前にたいせつな存在であると表現されたわけです。愛することは単なる好意ではなく、好意を持つかどうかに関わらず、どんな存在であっても「たいせつにする」「たいせつに思う」こと。それこそが神の愛の本質であり、そこに神さまのいつくしみが表れています。

 

わたしたちにとって、自分が好きなものをたいせつにすることは容易いことです。しかし、嫌いなものさえもたいせつな存在にしていくのは大変なことです。たいせつにしていこうとする自分の意思が必要になります。たいせつにするそのもの自体に関心を持ち続けていなければ、たいせつにしていくことはできないのです。冒頭に紹介したヨハネによる福音書の個所をもう一度振り返ってみましょう。

 

「わたしがあなたがたをたいせつにしたように、あなたがたも互いのことをたいせつにし合いなさい。わたしをたいせつにする人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人をたいせつにし、父とわたしはその人のところに行き、一緒に住む。」

 

わたしたち一人ひとりが、神さまにとってたいせつな存在であるということを思い起こしながら、新たな気持ちで過ごしていきたいと思います。

 

キリストの教会は社会に開かれた共同体です。より多くの人々がわたしたちのカトリック藤が丘教会の扉をたたかれることをお待ちしております。興味を持たれた方は是非日曜日のミサにいらして下さい。

 

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主日のミサ 土曜日 Sat   17:00
日曜日 Sun   10:00

※5月12日から日曜のミサ開始時刻が9時半から10時へ変更になりました。

平日ミサの日時につきましては教会事務所までお問い合わせ下さい。

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巻頭言 2019年4月

4月 4th, 2019   •   no comments   

 

カトリック藤が丘教会へようこそ

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            2019年4月      

よき便り

神さまと共に歩めることを喜び祝う

四旬節も終わりに近づくと、いよいよイエスの受難に向かっての出来事が描かれていきます。イエスが生まれたことを祝う12月のご降誕も大切ですが、カトリックの信仰において最も重要なのは、主の受難と復活にほかなりません。

受難の主日(枝の主日)で始まる「聖週間」は、木曜日の最後の晩さん、金曜日の主の受難、土曜日の復活徹夜祭を経て、復活の主日でご復活を祝います。一週間を通して受難と復活を思い起こし、そこに表れる、神さまのいつくしみを深く味わい、神さまと共に歩んでいることを喜び祝います。パウロがフィリピの教会に宛てた書簡の中で、十字架上で死を迎えたイエスについて次のように書いています。

「キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、かえって自分を無にして、僕(しもべ)の身分になり、人間と同じ者になられました。人間の姿で現れ、へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした。」(フィリピの教会への手紙2・6)

当時のユダヤ社会においては、律法に従った生活をしていることが神さまに対して正しいことをしているとされた時代でした。律法に従えない人たちは、罪の中で生きている存在でもありました。しかし、イエスは神さまと同じ存在でありながらも、こうした律法に従って生活できない人たちの中から弟子たちを選び、ともに過ごしてきました。

イエスが数々のたとえで伝えたかったのは、人が作った律法に縛られて生きることが神さまの望んでいることではなく、神さまに立ち返ろうとすること自体が神さまの望むことなのだということ。そんなイエスを十字架につけようとしたのは、律法に従って生きようとしていた人たちでした。彼らは群衆を巻き込み、人びとは彼らに乗せられて「十字架につけろ」と叫び、イエスを十字架につけてしまったのでした。

人は誰もみな、完全な人などいません。しかし、神さまと同じ存在であるイエスを裁き、そして十字架につけてしまったのは、わたしたち人間でした。それでもなお、神さまはご復活を通して、わたしたちを見捨てることなく、赦し、そして一人ひとりと共に歩んでくださっています。そのことに感謝しながら、神さまのいつくしみに支えられて、わたしたちもまた新たな一歩を踏み出していこうではありませんか。

キリストの教会は社会に開かれた共同体です。より多くの人々がわたしたちのカトリック藤が丘教会の扉をたたかれることをお待ちしております。興味を持たれた方は是非日曜日のミサにいらして下さい。

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主日のミサ 土曜日 Sat 17:00
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