巻頭言 2018年9月

8月 30th, 2018   •   no comments   

カトリック藤が丘教会へようこそ

Welcome to Fujigaoka Catholic Church!          

                                                              2018年9月カトリック藤が丘教会      

よき便り

 

日常生活を神さまと共に歩む

 

今月の主日の福音書朗読はマルコによる福音書から、神さまとともに歩む信仰生活について書かれた部分が読まれます。わたしたちが神さまとともに歩もうとするのは、誰かにそうした方が良いと言われたからでしょうか? それともそうしなければならないと自分に言い聞かせているからでしょうか?

 

わたしたちはさまざまな法律の中で社会生活を送っています。しかし、そうした法律を意識して守り通そうと日常を過ごすことはあまりありません。全ての法律を厳密に守ろうとすれば、余りにも細かい規定に息が詰まってしまいます。法律を守ることに精一杯となって日常の生活自体が成り立たなくなるかもしれません。そんなことを思いながら、イエスが生きたユダヤ社会に目を向けてみましょう。

 

イエスが生きた時代は、律法を完全に守っていくことが神さまへの信仰の証であり、神さまのみ旨にかなったことだと考える人たちがいました。律法学者やファリサイ派の人たちです。彼らは、イエスの弟子たちが手も洗わずに食事をするのを見て、「なぜ、あなたの弟子たちは昔の人の言い伝えに従って歩まず、汚れた手で食事をするのですか」(マルコによる福音書7・5)と咎めます。

 

これに対してイエスは、預言者イザヤが伝える神さまのみ言葉「この民は、口でわたしに近づき 口でわたしを敬うが 心はわたしから遠く離れている。彼らがわたしを畏れ敬うとしても それを人間の戒めを覚え込んだからだ。」(イザヤ書29・13)を引用しながら、「あなたたちは神の掟を捨てて、人間の言い伝えを固く守っている」にすぎないと言うのでした。先祖伝来の戒めを義務的に守るだけではなく、神さまの思いと共に生きることがたいせつだと諭すのでした。

 

出会いや別れ、健康と病気、困難や苦痛、成功や失敗……生きている間にはさまざまな出来事があります。一喜一憂とはよくいったもので、常に揺れ動く感情の中で生きるのが、わたしたちの日常生活です。その生活の中で、わたしたちはそれぞれに神さまと出会います。そして、わたしたちがどんな状況であっても、神さまはそれぞれの道を、わたしたちのペースで共に歩んでくださいます。

 

イエスは神さまに「わたしに対するあなたの愛が彼らの内にあり、わたしも彼らの内にいるように」(ヨハネによる福音書17・26)と祈ってくださいました。私たち一人ひとりと共にいて、共に生き、共に歩んでくださる神さまに感謝しながら、そのいつくしみのうちに過ごしてまいりましょう。

 

キリストの教会は社会に開かれた共同体です。より多くの人々がわたしたちのカトリック藤が丘教会の扉をたたかれることをお待ちしております。興味を持たれた方は是非日曜日のミサにいらして下さい。

 

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ミサのご案内 Mass Everyday

主日のミサ 土曜日 Sat 17:00
日曜日 Sun     9:30

平日ミサの日時につきましては教会事務所までお問い合わせ下さい。

所在地 Address 東急田園都市線「藤が丘」駅下車、徒歩約7分 横浜市青葉区柿の木台1-2

<お問合せ> 教会事務所 (045)973-4100 FAX(045)979-0506

 お問い合わせ・ご質問は、教会事務所までご連絡ください

火曜日~金曜日   午前10時~午後4時

土曜日       午前10時~午後17時30分

日曜日       午前10時~午後1時

※都合により、事務所スタッフが不在の場合もございます。あらかじめご了承ください

巻頭言 2018年8月

7月 30th, 2018   •   no comments   

 

カトリック藤が丘教会へようこそ

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よき便り

神さまからのみ言葉に生かされるとき

今年の主日の福音書朗読はマルコによる福音書が読まれていますが、8月はヨハネによる福音書からパンについての話題が読まれています。その中で、イエスがユダヤ人に話した言葉が2週にわたって読まれていることに気を留めねばなりません。12日の福音書朗読はそのイエスの言葉で終わり、19日の福音書朗読はその言葉から始まります。

「わたしは、天から降って来た生きたパンである。このパンを食べるならば、その人は永遠に生きる。わたしが与えるパンとは、世を生かすためのわたしの肉のことである。」(ヨハネによる福音書6・51)

このイエスの言葉をそのままの文面で理解しようとするならば、これを聞いた弟子たちと同じように「実にひどい話だ。だれが、こんな話を聞いていられようか。」(ヨハネによる福音書6・60)と躓(つまず)いてしまうでしょう。イエスは、わたしのからだを齧(かじ)って味わえと話しているのではなく、わたしを通して伝えられる神さまのみ言葉を聞き、その理解を通して神さまとともに生きなさいと話されたのでした。

カトリックの信仰において、ご聖体とみ言葉はたいせつなものです。イエスは十字架の受難に向かう前に、神さまに感謝の祈りを捧げ、ご自分のからだを表すシンボルとしてパンを裂き、ご聖体の秘蹟(ひせき)を定めて下さいました。こうして今日においても、わたしたちはミサの中で、聖書朗読によるみ言葉を味わい、主の食卓においてご聖体をいただいています。

ヨハネによる福音書に見るイエスの言葉はまさに、イエスが最初に弟子たちにミサのコンセプトを伝えた個所です。イエスは最後の晩さんにおいて、裂いたパンをとり「これを取って食べなさい。これはわたしのからだである」と話して弟子に与えました。ミサを通して、わたしたちはイエス・キリストに立ち返り、そして神さまの思いをみ言葉として聞くように招かれています。

食べるという行為は、消化して自分のものとするということにほかなりません。み言葉を理解して自分のものにしなさいと神さまから常に招かれていることを思い起こしながら、歩み続けてまいりましょう。

 

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巻頭言 2018年7月

7月 12th, 2018   •   no comments   

 

 

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よき便り

 

助けを求めるところに神さまがおられる

 

今年の7月の主日ミサでは、マルコによる福音書から、イエスが宣教したときのできごとが読まれます。

 

7月1日の年間第13主日の福音書朗読では、会堂長ヤイロがイエスに会いに行き、「娘に手を置いてくだされば、助かって生きるでしょう」と願っている間に娘は息を引き取ってしまったが、その娘を生き返らせたできごとが読まれます。そして、その話題の間に、長期間出血が止まらない女がイエスの「服にでも触れればいやしていただける」と思い、群衆に紛れてイエスの服に触れてみたら実際にそうなったというできごとが挟み込まれています。

 

わたしたちは「そんな非科学的なことはありえない」とまず最初に考えてしまいがちです。しかし、そんなわたしたちであっても、もうどうにもならない、何をしても助からないという状況に追い込まれたときは、「助けてください」と声を上げてしまうのです。それを困った時の神頼みと言ってしまうのはたやすいことですが、そうでもしないと打開できない人にとっては、科学的かどうかということはまったく意味を持ちません。ここで大切なことは、会堂長ヤイロも病気の女も、「イエスであればなんとかしてくださる」と強く願い、そしてその願いの結果として「必ずいやされるのだ」と堅く信じたということです。

 

翌週7月8日の福音書朗読では、これとは逆のことが描かれます。イエスは故郷に戻って宣教をし始めたが、ごくわずかの病人をいやすことしかできなかったとあります。イエスは人々の不信仰に驚いたとひとことで書かれていますが、イエスの生い立ちを知る故郷の人々にとっては、「なぜそんなことができるのか」という疑問ばかりが先に立ってしまい、イエスを通して神さまのみわざが現れているのだとは信じきれなかったのでしょう。

 

神さまは誰でも無条件にいやされる方ではないのです。疑いや迷いのあるところでは、イエスをもってしても神さまのいつくしみを伝えていくことは難しいことでした。イエスが「恐れることはない。ただ信じなさい」「あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい」と話しかけられた会堂長ヤイロや病気の女のように、本当に願い、そう信じるという行いがあったときにはじめて、イエスを通してわたしたち一人ひとりに働きかけてくださいます。

 

日々の生活の中で、わたしたちは自分ではどうにもならない困難なできごとに直面することがあります。そんな状況にあっても、神さまが「恐れることはない。安心して行きなさい」と話しかけてくださると信じて、歩み続けてまいりましょう。

 

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日曜日 Sun 9:30

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