カトリック教会とは

 

 キリスト者とは、ナザレのイエスがキリスト(救い主)であると信じる人々です。新約聖書の福音書は、イエスに選ばれた使徒たちの信仰の伝承を文章化したものです。イエスの死と復活以後、数10年のうちに当時のローマ帝国の各地にキリスト者の教会が形成されました。

 

 カトリックとは、「全ての人に開かれている」「普遍的」という意味です。カトリック教会は、使徒たちから受け継いだ「信仰の恵み」と教会の伝統を、人々に誤りなく伝えていくことに努力してきました。カトリック教会は、使徒ペトロの後継者であるローマ教皇の下に一つに結束し、聖書と典礼祭儀を大事にしてきました。16世紀以後カトリック教会から分かれたプロテスタントは、聖書を大事にしますが、その解釈において様々であり、たくさんのグループに分かれていきました。しかし、プロテスタントはイエスをキリストだと信じる信仰において、カトリックと変わるところがありません。だからカトリックはプロテスタントを「分かれていった兄弟姉妹たち」と呼びます。現代のカトリック教会は、プロテスタン諸派と一致するための運動を地道に展開しています。