カトリック藤が丘教会へようこそ

Welcome to Fujigaoka Catholic Church!

                                                 

            2018年12月      

よき便り

神さまからの良き知らせ

 

イエス・キリストの誕生を待ち望む「待降節」に入りました。待降節は、キリストであるイエスがこの世に生まれてくるクリスマスを待ち望む約4週間の期間です。クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝う日ですが、イエスはどのように生まれてきたのでしょうか。

 

主の降誕のミサの第一朗読では、旧約聖書のイザヤ書が読まれます。預言者イザヤは、『ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。権威が彼の肩にある。その名は「驚くべき指導者、力ある神 永遠の父、平和の君」と唱えられる。」(イザヤ書9・5)と伝え、権威あるものとしてこの世に生まれてくると預言していました。

 

しかしイエスは、世界を救うキリストとして華々しく、荘厳に、誰もがその人と分かって平伏すようには生まれてきたのではありませんでした。その日その夜、イエスが生まれたことは、マリアとヨセフ以外に誰も知る由もありませんでした。その時の様子を、ルカによる福音書は次のように伝えています。

 

「彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、初めての男の子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まるところがなかったからである。」(ルカによる福音書2・7)

 

マリアとヨセフは住民登録をするために自分の町に帰る途中で、泊まる宿もない状況のなか、馬小屋に留まっている時にイエスが生まれます。そして、生まれたばかりのイエスが最初に寝かされたのは、ベッドでも布団でも揺かごでもなく、馬小屋にあった飼い葉桶だったというほど、ちっぽけな存在として生まれてきたのでした。まさに、この世で最も小さな存在として生まれたのでした。

 

イエスの誕生の喜びを、神さまの使いである天使が最初に伝えたのは、羊飼いたちのもとでした。当時の羊飼いは定住することもなく、羊とともに移動し、夜通し羊の番をする役目でした。当時のユダヤ社会の律法とは無縁な人たちのところに、天使は救い主が生まれたことを告げるのでした。

 

「わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそメシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」(ルカによる福音書2・10〜12)

 

イエスは全ての人の救いの存在になれるように小さく生まれ、どんな人にも神さまのいつくしみが注がれていることを示すために、その良き知らせ(福音)は最初に羊飼いたちにもたらされました。闇のなかでマッチを擦ってロウソクに火を灯すとき、その赤い炎にホッとした気持ちになったことはありませんか? そんな小さな炎のように、わたしたち一人ひとりにイエスを通して光がもたらされます。神さまからの豊かな恵みが届きますよう、祈り続けていきたいと思います。

 

キリストの教会は社会に開かれた共同体です。より多くの人々がわたしたちのカトリック藤が丘教会の扉をたたかれることをお待ちしております。興味を持たれた方は是非日曜日のミサにいらして下さい。

 

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