カトリック藤が丘教会へようこそ

Welcome to Fujigaoka Catholic Church!

                                                 

            2018年11月      

よき便り

神さまへのたいせつな捧げもの

 

カトリックの典礼暦は11月が最後の月となり、年間最後の主日である「王であるキリスト」で1年を終えます。今月は、イエスが、神さまの元から、神の国を伝えるために来られたことを証しする個所が福音朗読で読まれていきます。そのなかから、やもめの献金について書かれた場面(マルコによる福音書12・41〜44)を思い起こしてみましょう。

 

当時のユダヤ社会においても会堂には賽銭箱が置かれ、そこに献金していくことが行われていたようです。大勢の群衆が、会堂に詣で、献金をしていたのでしょう。そんな風景をイエスは、賽銭箱の向かいに座って見ていました。当時は、会堂に詣でることができる人たちは、ある程度、裕福な人たちが多かったようです。そんな人たちは、自分の地位を見せつけるかのように、多額の献金を賽銭箱に入れていたのかもしれません。

 

そんなところに、一人の貧しいやもめが訪れ、レプトン銅貨を2枚、献金箱に入れたそうです。レプトン銅貨は、当時の硬貨としては最も少額の硬貨です。多額の献金をする金持ちたちに混じって、そのわずかな硬貨を投げ入れたやもめの姿は、かえって目立っていたことでしょう。しかしイエスは、弟子たちに「このやもめこそ、だれよりもたくさんの献金をしたのだ」と話します。

 

金持ちは多額の献金をしても、生活に困ることはありません。反面、貧しいやもめにとっては、銅貨2枚を献金したら、その日の生活費はないのです。それに、翌日になっても、新たな銅貨を得られるかどうかすらも分かりません。それでもなお、神さまに生活費のすべてを差し出すという生き方は、「すべてを失っても、神さまであればわたしを生かしてくださる」と信頼して委ねきったと言えます。

 

神さまにとっては、献金の多寡が信仰心の現れになるはずもなく、地上での貨幣の価値ですらどうでもよいことです。誰が多く献金するのかという虚栄心で差し出されたものを、神さまが喜ばれるはずがありません。自分にとって本当に必要なことだからと会堂を訪れ、神さまを慕う自分の気持ちとして、少ないながらもすべてを差し出した行為だからこそ、神さまは喜び、そうした存在にしっかりと目を向けるのでしょう。

 

聖書には書かれていませんが、やもめは、たとえ献金する銅貨を持っていなかったとしても、自分の気持ちだけを伝えようと会堂に詣でたと思います。聖書には、イエスの服にさえ触れれば病を癒してもらえると信じ、群衆の中でなんとか服に触れたことで実際に癒されたという女の話があります(マルコによる福音書5・25〜34)。この時イエスは、「あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい」と声をかけられました。おそらく、貧しいやもめに対しても、同じように声をかけられたのではないでしょうか。神さまを本当に必要としている人の側には神さまが寄り添っておられる。その希望を持ちながら、歩み続けてまいりましょう。

 

キリストの教会は社会に開かれた共同体です。より多くの人々がわたしたちのカトリック藤が丘教会の扉をたたかれることをお待ちしております。興味を持たれた方は是非日曜日のミサにいらして下さい。

 

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