カトリック藤が丘教会へようこそ

Welcome to Fujigaoka Catholic Church!       

                                                                                                    2016年10月カトリック藤が丘教会

 よき便り

カトリック教会の聖人たち

 9月4日、バチカンにおいて教皇フランシスコは、「世界の飢えた人、衣服のない人、体の不自由な人、病気の人、誰からも必要とされない人」すなわち、全ての苦しむ人たちの希望の光、と慕われていたマザー・テレサを列聖されました。

 マザー・テレサは、この日をもって「コルカタの聖テレサ」としてカトリック教会の聖人となられました。バチカンのサンピエトロ広場を埋め尽くした10万人もの信徒たちからは喜びと讃美の声がわき上がりました。聖テレサが、修道女となられてから生涯の奉仕の拠点とされたインドのコルカタ(旧名カルカッタ)も歓喜の声に満たされました。「コルカタの聖テレサ」については、この欄でも今後、詳しく取り上げていきたいと考えております。

 

この機に今回は、カトリック教会における聖人の大切さについて考えたいと思います。

 

私たちは、使徒信条の中で「……….聖徒の交わり……を信じます」と唱えます。「聖徒の交わり」とは「聖人との絆」の意味です。

 

 「聖人」とはカトリック教会が「天国に居られること」を公に認めた方々です。聖人がたは、その生涯においてイエスの教えに忠実に従い、神への愛と献身に生きた方々でした。聖人がたは、そのような生涯を通して、何らかの徳を残し、私たちの信仰生活における模範を示されました。

 

 聖人に対する信心というのは、カトリック教会の歴史においては、2世紀頃から始まったとされる古い伝統です。聖人についての研究は、東方教会も含め5世紀頃から既に始まっています。しかし、日本での聖人についての関心は、欧米のようには強くないと感じられます。ある聖人の日を特別にお祝いする、といった風習も日本では、ほとんど見受けられません。日本の教会の歴史自体が欧米と比べると新しいので、それも理解出来ることです。

 

 しかし欧州などキリスト教文化圏では、「どの日がどの聖人の祝日」という意識は強く、聖人への敬愛は日常生活にも及んでいます。欧州の例をひとつ挙げると、12月6日は、サンタクロースの原形と言われる聖ニコラスの祝日です。この日は特にオランダで盛大に祝われます。子供達にとってこの日はプレゼントをもらう嬉しい日なのです。そのため何日も前から、親たちはプレゼント選びに大わらわです。この日、職場でも学校でも顔を合わせると、人々は「メリークリスマス」と言うように、「セント・ニコラスの日おめでとう」とあいさつを交わします。夜は、家族や親族がそろって楽しく、暖かい雰囲気の中でお祝いのパーテイーが開かれます。

 

 アジアでもミャンマーのヤンゴンでは、10月28日大聖堂の守護聖人使徒、聖タデオの祝日が盛大に祝われます。この祝日の9日前から「ノヴイーナ(novena)」と呼ばれる準備期間があり、この9日間、熱心なミヤンマーの信徒たちの多くは、毎夕捧げられる特別のお祈りの集会に参加します。

 

このように世界各地でカトリック信者たちは、「聖徒の交わり」を実感しています。

 

 カトリックの洗礼を受ける時、私たちは、「洗礼名」として聖人の名を頂きます。「洗礼名」は、生まれた時に親が付けてくれた名前とは違って、自分で選べるものです。どのような聖人を人生の模範としたいか、聖人伝や「カトリック大事典」などで、あるいは主任司祭や先輩がたから聖人についての知識、情報を得て、「洗礼名」を決めることが出来ることは、大きな喜びでしょう。

 

 カトリック教会には、数え切れないほどの聖人がおられます。よく冗談で「教皇様ですらご存じないのは、教会に何人聖人がおられるかということだ」と言われるくらいです。洗礼名の聖人が「守護聖人」となります。多くの聖人がたの中から自分が決めた守護聖人についての知識を深め、その お祝い日を忘れないようにしましょう。また、守護聖人のお取次ぎをいつもお願いしましょう。

 

聖人へのお祈りは、簡単です。

「聖 xxx 私たちのためにお祈り下さい」― 10秒もかかりません。

 

 聖人へ祈る、ということは、そのお取次ぎをお願いする、敬愛の念を表す、ということで聖人を礼拝する、ということではないのでこの点、誤解のないようにしましょう。

 

 カトリック教会では、今日もどなたか聖人のお祝い日となっています。その方は、どのような生涯を送られ、神への愛と献身をどのように示されたのでしょうか。思いを馳せたいものです。

 

 キリストの教会は社会に対して開かれた共同体です。より多くの人びとが、わたしたちのカトリック藤が丘教会の扉を叩かれることをお待ちしております。興味をお持ちになられた方は、ぜひ日曜日のミサを覗きにいらしてください。

過去の巻頭言・よき便り一覧はコチラから閲覧できます.

ミサのご案内 Mass Everyday

主日のミサ 土曜日 Sat 17:00
日曜日 Sun 9:30

平日ミサの日時につきましては教会事務所までお問い合わせ下さい。

所在地 Address 東急田園都市線「藤が丘」駅下車、徒歩約7分 横浜市青葉区柿の木台1-2

<お問合せ> 教会事務所 (045)973-4100 FAX(045)979-0506

お問い合わせ・ご質問は、教会事務所までご連絡ください

火曜日~金曜日   午前10時~午後4時

土曜日       午前10時~午後17時30分

日曜日       午前10時~午後1時

※都合により、事務所スタッフが不在の場合もございます。あらかじめご了承