7月巻頭言『7月になって』
主任司祭 鵜飼好一
今年も半年が過ぎ、7月を迎えました。相変わらず天候が不順です。関東地方の梅雨明けがいつになるのか知りませんが、毎日のように暑さ対策が呼びかけられています。「お元気ですか?無理をしないで頑張りましょう」と互いに声をかけることが多くなりました。今年は葬儀の数が多いことが気になります。今年の夏はどのような夏になるのでしょうか?
藤が丘教会としては今年一番の行事と言っていいかもしれませんが、堅信式と初聖体を6月末に終えて、ほっと一息ついているところです。梅村司教様をお招きして大きなお恵みをいただきました。最近はコロナ禍以来、司教様と信徒の皆様との接する機会が少なくなっていたように思います。パーティーで司教様と沢山の方々が個人的にお話しできたようで大変良かったと感じています。
7月になると夏休みを念頭に、いろいろなことを計画し準備を始めます。今年は、8月初めにナン助祭の司祭叙階式がベトナムで行われる予定ですが、神さまの恵みと祝福が豊かにあるようにわたしたちもお祈りいたしましょう。ベトナムに帰国する直前にナン助祭から電話をいただきました。予定では9月26日にまた日本に戻る予定のようです。ディン神学生も8月25日から夏休みで藤が丘教会に戻りますが、8月2日には叙階式に出るためベトナムに帰国すると連絡がありました。そして、この夏はほとんどベトナムにいるようです。
皆さんも夏休みをどのように過ごされるのか計画を立てておられるのではないでしょうか。とにかく最近は例年になく暑さ対策をするように呼びかけられているようですが、体と心の休みが必要です。夏バテしないように健康に気を付けながら十分な休暇を取ることができますように……。
わたしはと言えば、積極的にどこかに出かける予定は今のところ全くありません。少しは気分転換になることも考えたいとは思っていますが、今までは堅信式の準備で頭がいっぱいでしたので、これからぼちぼち考えてみようかと思っているところです。体力的にも今はあまり自信が持てないでいます。体力作りから考えなければならない状態です。
7月と8月は一年の内で一番特別な過ごし方を自由に考えることができる季節ではないでしょうか。皆さんが有意義な休暇を過ごすことができますようにお祈りしたいと思います。