8月巻頭言『暑さ厳しい季節に』
主任司祭 鵜飼好一
皆さんお元気ですか。毎日テレビは今年の猛烈な暑さを報じています。最近は毎日日本のどこかで40度を超える場所が出ているからです。8月に入り、子どもたちは夏休みでどんな過ごし方をしているのでしょうか?ニュースでは水不足も報じられています。
夏の楽しみは何といっても水遊びでしょう。しかし、7月下旬のカムチャッカ半島沖の大地震による津波や、台風の接近によって海水浴もできず、水不足のためプールが閉鎖される地域も出ているようです。地震は少なからず私たちを不安にさせます。いつ同じような大地震が日本近海で起こるだろうか…と。また、台風も続けて幾つもやってきました。今年は台風も多いのでしょうか…。
夏恒例の各地での花火大会の様子も報じられ、たくさんの人々がきれいな花火を堪能したようです。それにしても、この暑さで多くの方々が熱中症で病院に搬送されているようです。この暑さ厳しい季節に体調を崩さぬようにお互いに気を付けましょう。
さて、わたしたちにとって嬉しいニュースはナン助祭の司祭叙階のニュースではないでしょうか。ディン神学生もそのために8月2日にベトナムへ帰りました。9月の中旬から下旬ごろ日本に帰ってくるようですが、二人とも元気に戻ってこられ、共に主に感謝をささげることができれば大変うれしく思います。
また私事になりますが、わたしは8月20日の誕生日を迎えると満75歳になりますので、定年を迎えることになりました。事務局長の谷脇神父様を通して辞令は8月4日付で出されることになっています。主任司祭ではなくなりますが、教会管理者として藤が丘教会で今までどおり続けて奉仕するように言われています。
私にとっては一つのけじめの年と言ってもいいのでしょう。定年を迎えた諸先輩の神父様方のことを思い出しています。今日までサバティカルと言って長い休みを取りませんでしたが、少し休みが取れたらいいかとも思っています。しかし、なかなかうまくタイミングが合いません。これから、今までと違った何かに取り組むことができれば幸いです。
今年の夏、皆さんが元気に過ごされますように祈ります。