4月巻頭言『もうすぐ聖週間を迎えます』
主任司祭 鵜飼好一
4月に入り、生活のリズムが少し変わりました。一緒に生活していた神学生のディン君が日本カトリック神学院の予科に入り、神学院での共同生活が始まったからです。また、今年はアポストラートス(司牧実習)のために神学生は来ません。基本的にひとりの生活に戻りました。教会全体のワックスがけも終わり、3月31日には司祭の居住する4階もピカピカになりました。新鮮な気持ちで4月がスタートしました。
ホームページの原稿についてはすっかり忘れていました。最近は少しこんな失敗が続いています。さて、もうすぐわたしたちは聖週間を迎えます。心の準備は整いましたか?キリスト者にとって信仰生活の上で最も大切な一週間と言えます。復活祭は4月20日ですので、4月13日(日)から聖週間が始まります。決定的な救いのみ業、主の過越しを聖週間の典礼で記念しますが、その救いの恵みにわたしたち一人ひとりが豊かにあずかることができるよう願っています。
毎年、復活祭後に新しい勉強会を始めます。今年は、基本的には連休後の開始になります。信仰の土台にある聖書を中心とした一年としたいと思います。「神の声を聴く」ことは今年の中心的な課題です。一つは聖書百週間のクラスをもう一つ設けることです。他には、祈りを意識したもので、詩編をレクチオ・ディヴィナの方法でいたします。あとは、教皇フランシスコの文書、「わたしは切に願っていた」を土台に、典礼の中で、特に秘跡について勉強いたします。また、年次報告会の時に申し上げましたように、「藤が丘教会のヴィジョン」を共に考えていく場を設けることができないかと考えています。聖霊の働きを共同体として識別するにはどうしたらよいか…。交わりの場をどのように設けることができるか…。そんなことを念頭に新しい勉強会の場を設けたいと考えています。
少しずつでも主の御旨にかなう教会に成長できれば幸いです。そのために、わたしたち一人ひとりが信仰と愛を深めることができるよう、聖霊の息吹を日々感じ、聖霊に従って歩んでいくことができるよう、神の恵みによって共に歩んでいきましょう。
今年は、聖年の年でもあり、教皇様は「希望」を中心的なメッセージとして呼びかけています。聖年は基本的に「神の豊かな赦し」に与るように呼びかけています。希望の巡礼者として「この世を旅する教会」を意識しながら、この恵みの年を共に歩んでいきましょう。