6月巻頭言『初夏を迎えて』
主任司祭 鵜飼好一
典礼歴では聖霊降臨の主日をもって復活節が終わり、再び年間に戻りました。季節もどうやら梅雨を迎えるようです。季節の変わり目は変化についていけないことも生じてきます。新型コロナ感染症については情報があまり得られなくなりましたが、身近でまだまだ感染の報告があります。嬉しいことは、老人ホームや病院の訪問受け入れの姿勢が少しずつ緩和されてきていることです。
藤が丘教会にとっては、6月は50周年の記念ミサの準備のため少し忙しい月となりました。計画中だった音響設備の更新工事も行われています。設備関係の工事が続いています。ホーリーショップのクーラーの取り換え工事や内装も終わりました。教会の活動もすこしずつ活発に行われるようになってきています。活動の場の整備を進めていますが、日曜日のミサの時間が変更になったことは大きな出来事の一つでしょう。
梅雨になると、天気の悪い日には出かけるのがおっくうに感じます。それでも、教会が多くの方々の楽しい交わりの場になったら大変嬉しいです。先日はパイプオルガンのコンサートがありましたが、とても素晴らしい演奏でした。弾いて下さった聖光学院の皆さんには本当に感謝です。パイプオルガンの今後のメンテナンスも大きな課題の一つです。素晴らしいパイプオルガンを有していることは藤が丘教会の喜びの一つです。これからも、オルガンを大切にしていきましょう。福島の野菜販売も再開されました。いくつかの商品を購入させていただきましたが、どれもおいしく頂かせていただきました。
復活祭を契機にして、様々な活動が始まっていますが、まだまだ軌道に乗ったとも言えません。動き始めたばかりですので、これからの活動の活性化を期待しています。それぞれの活動を皆さんが支えてくださるようにお願いいたします。更に沢山の方々がそれぞれ自分に合った交わりの場を見出すことができれば幸いです。まだまだいろんな問題があると思いますが、みんなで楽しくできれば大変うれしいことです。