10月巻頭言『秋を迎え、ディン君を迎えて』
藤が丘教会 主任司祭
鵜飼好一
9月になっても暑い日が長い間続いていましたが、ようやく秋めいてきました。9月18日からベトナム人のディン君が藤が丘教会に来て、一緒に住むようになりました。私の生活のリズムが変わりました。ディン君は、これから日本語の勉強を始めます。まだ、ほとんど日本語を話す事ができません。早く日本語が話せるよう、皆さんもご協力ください。
藤が丘教会の近くに新しくスーパーマーケットが開店しました。食品の買い出しが便利になりました。秋になると食べ物が豊富になり嬉しくなります。毎日何を食べようか食事を工夫しています。何でも嫌がらずに食べてくれるので助かります。早く一人で買い物や料理もできるようになればいいなと思っています。10月になると神学生の枇杷君も毎週来ることになるので、土日は更に賑やかになります。私たちがたくさんの神学生と関わることができるのは大きな恵みです。神様の呼びかけに応えて、神様と人々に仕えるため毎日研鑽に励んでいる彼らの支えに私たちがなれますようにと願っています。
10月には教区司祭の年の黙想も予定されていて、一週間ほど出かけます。ディン君は10月の10日から日本語学校が始まることになっていますが、日本での生活に早く慣れるように毎日努力しています。私は留学の経験がないので、あまり留学生の気持ちがわかりません。これからたくさんのことを学んでいかねばなりませんが、彼が早く安心して勉学に打ち込むことができれば嬉しいです。