11月巻頭言『11月を迎えて』
小教区管理者 鵜飼好一 司祭
やっと落ち葉も増え、秋らしくなってきました。先週は一週間ほど教区司祭の年の黙想のため軽井沢にいました。軽井沢の紅葉は例年に比べそれ程進んでいないようでした。毎日たいへん寒く感じ、あまり外に出ることもありませんでした。横浜に帰ってからもこのところ毎日寒い日が続いています。
天気予報を聞くと、寒かったり、暑かったりとまだまだ気温の変化が激しく、不安定さを感じています。北海道の雪の情報などを聞くと一気に冬の季節をイメージしてしまいます。秋らしさを満喫する間もなく一気に冬を迎えるのでしょうか。季節の味わいが少しずつ変わってきているように感じます。
更に、最近はいつになくたいへん忙しく感じています。先日、月曜日を休みにすることを皆さんにお伝えしましたが、このところずっとすでにいろいろな仕事が入っています。いっこうに休みになりません。しばらくはこのまま休みなしが続きそうです。
皆さんからお元気ですかと度々聞かれます。少々返事に困ります。靴づれが原因だと思いますが、9月、10月と何度か両足が痛くなりました。時には立っているのさえ痛くて困ったことが何度もありました。皆さんには昨年の蜂窩織炎の再発ではないかとご心配していただきましたが、それは違います。しかし、蜂窩織炎の名残のような炎症がまだ残っているのも事実です。そこは痛くはありませんが表皮が薄く、痒いので強くこすると擦り傷のようになってしまいます。ですが普段はあまり気にはなりません。
それよりも細井神父様がご病気で手術をなさったと聞いて驚いています。10月28日の月修(横浜教区の司祭の集まり)で梅村司教様から報告がありましたが、手術後の経過は良いとのことで少し安心しました。霊的花束をお届けしたいと思っていますが、入院なさっている病院は比較的自由に面会できると伺いました。
以前にも書かせていただきましたが、年をとるということを実感しつつある今日この頃です。しかし、司教様から各小教区における高齢者の司牧が今日の教会の大きな課題であるとの指摘もありました。高齢者の一員として、皆さんと共にこの問題について具体的な方策を考えたいと思います。

