4月巻頭言『春の兆し-復活祭とともに』

主任司祭 鵜飼好一

主のご復活おめでとうございます。
ともに主の救いのみ業を賛美し、感謝をささげましょう。

4月を迎えると同時に窓の外の世界が目に見えて変わり始めていることを感じます。雨の日も多いですが、植物にとっては恵みの雨なのでしょうか。街路樹の裸だった木々の枝に小さな葉が沢山芽吹いています。暖かさも増してきています。

さて、復活節が始まりました。復活の主日の後の一週間は少しゆっくりしたいと思い、新しく始まる勉強会の準備のために使いたいと思っていました。しかし、二件の訃報が入り情況が変わりました。気持ちの上でなかなかゆっくりできずにいます。

勉強を待っていただいている求道者の方々が何人もいらっしゃり、新たな勉強会の一覧と申込用紙の準備もできましたが、予定の変更を余儀なくされています。葬儀は何よりも優先して行うように努めていますが、この時期は新たな企画の立ち上がりの時期なので、とても影響は大きいです。5月の連休も近づいていますので、順調に新しい企画が始まることができるように願っています。

皆さんにとって、一年のうちで、4月・5月は特に思い出の多い季節ではないでしょうか。新しい物事に触れる季節と言っても良いかもしれません。新しい人との出会い、新しい出来事の体験…。何か期待にあふれて、ワクワクするようなそんな季節でもあるでしょう。

しかし、わたしたちキリスト者にとっては、主との出会い、交わり、一致を更に深める季節と言えるでしょう。復活節はそういう季節です。四旬節は恵みの時とよく言われますが、復活節もまた恵みの時です。主の救いのみ業は、主の過越と言われますが、四旬節と復活節の二つの季節の流れの中でこそ、主がもたらされた恵みの豊かさを深く味わうことができるのでしょう。

復活節は喜びの季節です。福音に与る喜び。冬が終わり春を迎える喜びに重ねて、わたしたちが真の平和と喜びをこの季節に味わうことができますようにと願います。

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