7月巻頭言『半年が過ぎて』

主任司祭 鵜飼好一

 梅雨のさなか7月を迎えました。一年も半年が過ぎ、そろそろ真夏を迎える準備にかからなければなりません。子どもたちは夏休みを迎えるため、学校の授業もまとめの時期になるのでしょう。今年は梅雨明けが早くなりそうなニュースもありました。地球温暖化の兆候の現れとして様々な現象がテレビなどで取り上げられているようです。

 さて、藤が丘教会は先日6月25日に創立50周年の記念感謝ミサが梅村司教様の司式によって献げられました。久しぶりに藤が丘教会の信徒で、聖堂が一杯になりました。コロナ以前には日曜日のミサが1回だけの時期もあったと聞いています。ミサは本来キリストにおいてわたしたち信徒が一つであることを世に証しする場でもあり、ヨハネ福音書の「一つになるように」祈るイエスさまの祈りの言葉を思い起こします。

 コロナと言えば、最近ニュースで、沖縄では新たにコロナ感染者の数が増え、日本全国でも増えていることが報じられ気にかかります。しかし、5月8日以降コロナの情報が以前のようには報じられなくなって現状が捕えにくくなっています。コロナ対応についてはまだしばらく様子を見る必要があるようです。

 藤が丘教会の活動もそれぞれに動き始めています。新たな活動もあると思います。その一つとして図書係の方と一緒にわたしも図書の整理を行うことにしました。たいへん時間がかかる作業になると思います。

 いつも感じていることですが、藤が丘教会は設備の点でたいへん恵まれています。有効に利用できれば嬉しく思います。コロナが収束したら設備を有効活用できるようにとコロナ禍の中、設備の充実を目指して準備してきました。大・小聖堂の照明の交換をはじめ、3階のエアコンの取り替え、ホーリーショップの改装、ビアンネホールと聖堂の音響設備の更新などです。これからは建物の外装の修繕などを計画し、実施していきます。これから少し大規模な修繕が必要になるでしょう。

 これからも、藤が丘教会が皆さんの一つの楽しく有益な交わりの場として活用されることを願っています。

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